ブー・ヒュワディーンは1961年にロンドンで生まれた。12歳の時にケンブリッジに移りすみ、現在でもその地に在住。85年、ブーは勤務していたレコード店で出会ったメンバーとザ・バイブルを結成。ザ・バイブルは商業的な成功は収められなかったが、現在でもアズテック・カメラ、プリファブ・スプラウト、ディーコン・ブルーなどと共に語られることの多い、良質なブリティッシュ・ポップ・バンドの一つである。86年に地元のインディペンデント・レーベルから発売になったファースト・アルバム「ウォーキング・ザ・ゴースト・バック・ホーム」がヒットし、少しずつ人気を集めだした彼等は、エンザイン/クリサリスと契約。88年にアルバム「ユリイカ」を発表した。
91年、バイブルの活動に限界を感じたブーは、初のソロ・アルバム「イグノランス」の制作に入る。92年に発表されたこのアルバムにはクライブ・グレッグソン、カラム・マッコール、キンバリー・リュウ(exカトリーナ&ザ・ウエイブス、ソフト・ボーイズ)、ロブ・ピーターズ(exエヴィリシング・バット・ザ・ガール)などが参加。味わい深い作品となっている。
93年12月にバイブルは4回の再結成コンサートを行い、翌年ワーナー系列のBlanco y Negroと契約してEPの制作にはいるが、ブーのソロとしての活動が多忙をきわめバンドは再び解散状態に陥る。そして94年、エディ・リーダーに提供した「Patience of Angels」が大ヒットし、ブーのソングライターとしての知名度が一気に高まることになる。この曲でエディ・リーダーは94年度ののベスト・フィメール・アーティスト賞を獲得している。
ブーは96年、Blanco y Negroレーベルより、ニック・ドレイクやリチャード・トンプソンを手掛けたことで知られる名匠ジョン・ウッドのプロデュースによるセカンドアルバム「BAPTIST HOSPITAL」を発表。
また自分の作品をビックアーティストに提供したり、映画のサントラを手がけたり、精力的な活動を続けている。 特にエディ・リーダーには現在でも楽曲を提供、レコーディングやツアーに参加したりと交流が深い。
日本においては98年エディの来日公演終了後、初の単独公演を行い好評を博した。陰影に富んだヴォーカルとヴァラエティに富んだギターの表現力、そしてイギリス人らしいユーモアのセンスにあふれるステージだ。
99年春ニューアルバム「THANKSGIVING」が届けられ、クライヴ・グレッグソンとともに6月に再来日公演。
2001年春、エディ・リーダーの日本ツアーに同行、3/15に単独公演を南青山マンダラにて行う。
2002年3月、エディ・リーダーとともに来日。5月12日に最新アルバム「アノン」を発表。それにともない元Danny WilsonのGary Clark、Deacon BlueのRicky Rossとともに再来日。
※ニック・ホーンビーはイギリスの有名な小説家/コラムニスト。小説「FEVER PITCH」は30万部の売り上げを記録。映画化もされて、イギリスでは「トレインスポッティング」につぐヒットとなっている。また「GQ」や「Elle」といった雑誌、「インディペンデント」、「タイム」といった新聞にコラムを寄稿している。