さて92年ロンドンのRoyal Albert HallにそのクライヴとMary Blackのコンサートをみにいったときのことです。メアリーのロンドンでのレコード会社が用意してくれた特等のロイヤルボックス席で、クライヴと私はブー・ヒュワディーンのことを話していました。クライヴからブーのことはその前にもすでに何度かきかされていたのですが、その後某コンピレーションアルバムでブーの「September Rose」(だったと思う)というタイトルの歌を聞き、私はクライヴに「本当に彼の声はすばらしい」「日本で紹介したい」と言いました。その当時、わたしは某レコード会社勤務だったし、ブーは他社がライセンス契約しているクリサリスレーベルのアーティストだったので、そんなことは実現する可能性はまったくありませんでした。その後実際にブーにはじめてあったのは確か96年のロンドンでのフェスティバル、フラーでの事だったと思います。フラーの目的はそのときのヘッドライナーの一人でもあったメアリー・ブラック、それに当時もうすぐプランクトンの川島さんが日本に呼ぼうとしていたクラナドでしたが、偶然ブーもそこに出演していたのでした。ちょうどロンドンへ行く2週間前くらいにブーのマネージャーが私に連絡をくれて「日本で彼を紹介してくれ」と言ってきたので、「資料用のCDや詳しいバイオがほしいから、フラーにもってきてくれ」という話になりました。ところが悪いことに私は他のテントのアーティストに夢中になっていて彼の演奏する会場に到着したころにはブーのステージは終っていたし、マネージャーは資料もってきてないし、ブーはすごく背が高くてなんかムッとしていて、気まずい空気が流れまくりましたが、ブーがひと言「クライヴの友達なんだってね」と言ってくれたんで、なんとなくホッとして、その場では挨拶だけして別れたのですが、最初の印象はあまりよくなかったです。でもその後エディのツアーで日本に来た時に電話をもらい渋公での公演を見にいき、鈴鹿サーキットにデーモン・ヒルを応援するためにツアー終了後も日本に残ったブーに、ライターの五十嵐正さんや荒田光一さんとタイ料理をご馳走してあげました。これが結構本人は楽しかったらしく、それ以降、事務的ではありながらも何かというと連絡が入るようになり、それと並行して私が独立して輸入盤の事業をはじめたことから昨年10月のツアーへと発展していくのであります。ツアーで1週間ずっと一緒にいてわかったのは、ブーがシャイで、そのくせ律儀でめちゃくちゃいい人だということ。そしてCDできくよりブーの歌声は100倍いいってこと・・ツアーが終わるころには本当に10年来の友人のようになっていました。
そして、いろいろなことが本当に偶然に今回の二人のライブ実現にまで私を導いていったのです。ブーの10月のツアー中に、クライヴのニューアルバムもちょうど同じタイミングで来春発売になる、ということから「クライヴとブーと一緒に日本にこれたらいいね」という話を冗談のようにしていたのが、結局本当に実現してしまいました。91年の自分から、そして昨年10月の自分から今の自分をみたら私はほとんど実現不可能な夢をかなえてしまったわけで、本当に多くの友達にささえられ、こうして音楽の仕事をしてきた事の喜びを、今かみしめています。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
そしてなんといっても一番感謝したいのが、まだまだ未熟な私にこの機会を与えてくれたクライヴ・グレッグソンとブー・ヒュワディーンの二人です。二人の音楽に出会えて本当にうれしい。素晴しい音楽をありがとう。二人と一緒に働けることが、私の宝物です。心から感謝しています。
Speical thanks to Clive Gregson and Boo Hewerdine
それからお忙しい中コンサートに来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。
6月3日(木)
この日は二人のリハーサルということで1時にホテルで待ち合わせ。そこから徒歩で歩いていける距離にあるスタジオへ、前日和久井光司さんに借りたアコギとエレキの2台に二人の手持ち楽器の計4台の楽器をかかえて移動。二人でリハーサルってどんな感じかなぁ、と思いながら見ていると、まったく向かいあってマイクもつかわずに二人むかいあってすわりゴショゴショと打ち合わせをしながらあわせていきます。「なんだ、こんなんだったらわざわざスタジオをとらなくてもウチのキッチンでやってもらえばよかった」と思うくらいラフなリハーサルでした。どうやらお互いのレパートリーは全部知り尽くしているらしくスコアやコード譜といったようなものは一切存在しません。ブー「あの曲をやりたい」クライヴ「それ、どんなんだったけ?」ブー「(歌ってみせる)」クライヴ「あぁ、それね」といった感じで、とにかくクライヴは曲を自分のものにするのが早い。あっという間に覚えてしまいます。反対にブーの方はクライヴより時間がかかりますが、それでも熱心にクライヴに相談しながらすすめていきます。
その後スタジオをちょっと抜け出して楽器屋さんへいきシールドやエフェクターなどを買いそろえ、夜は某雑誌の取材ため、和久井光司さんと合流。リハスタの近くのタイ料理屋でにぎやかにインタビューが始まりました。二人とも相手がよく知っている和久井さんだということもあって、リラックスしっぱなしだし、ジョークを競うように言いあって、なんだかすごいラフな取材になってしまいましたが、それでもそこはさすが和久井さんで上手に二人から話を聞きだし、無事取材を終えることができました。実際の記事の掲載が決定し次第またこのページで紹介していこうと思いますので、お楽しみに。
6月4日(金)
大阪へ移動そしてコンサート初日の日です。朝、新幹線に乗るために東京駅へ。スタッフは私とメルダックの長谷川さん、そして本人たちの4人。荷物も楽器も多いのですが、クライヴもブーも協力的なんで本当に助かります。大阪に到着しジャンボタクシーを拾ってすべての荷物を積み込み移動。こういう時も二人とも体も大きいくせに、狭い二人がけのところに一緒にならんですわるんです。まずはギターアンプを借りに梅田にあるライブハウス、ヒートビートさんへおじゃましました。(こころよくギタースタンドとギターアンプをかしてくれたヒートビートさんありがとう!)渋滞の中、それでもやっと南森町に到着し、機材類をひきずりながらFM802へ。802はちょうど前の晩10周年のパーティがあったらしく、局の中はお祝いの花だらけ。クライヴは802についてはグレッグソン&コリスターの時につづいて約8年ぶりの出演になります。二人は生演奏で「Birds
are leaving 」と「フレッド・アステア」を演奏し、短いコメントを収録。FM802の古賀さん、本当にありがとうございました。
とまっていたホテルと会場であるダブリナーズ大阪は歩いて10秒くらいなので、まずスタッフは機材を持ってダブリナーズへ。二人はホテルに入ったあと、すぐセッティングとサウンドチェック。すでに何人かお客様が来ていました。フィッシュ&チップスをご馳走になった後、サウンドチェックが終わり二人はいったんホテルに帰ります。元気なクライヴにくらべブーは「本当につかれた。7時半ごろ起こしてくれ」といって、ちょっと辛そうにしていました。7時半ごろホテルに向かえにいくと、ブーの顔色は真っ青。それでもダブリナーズに入ってセットリストを考え初めていたのですが「アスピリンを買ってきてくれないか」と頭をかかえこみバファリンをかってきてあげると「これじゃ駄目だ」それでもクライヴに「これはアスピリンと同じようなものだから」と言われ(アメリカでもバファリンの方がポピュラーらしい)飲んでみるものの、全然きかず、最終的には「ごめん、ちょっとだけ横になりたい。」「最初のセットはクライヴだけ出てくれないか?」「こんなこと初めてだ」と言いながらフラフラ。かわいそうなブーを再びつれてホテルへ。この時点ではおそらく2部構成にして、2部はブーも出演してもらおう、と思ってました。
一方のクライヴは予定時刻の20分押しで演奏をはじめました。クライヴの演奏はあいからわず本当にすばらしいものでしたが、パブでの演奏ということもあって、お客さんがザワザワしていたのが、本当につらかったです。実際たくさんのお客さんが二人の演奏を目的にパブに聞きにきてくれたのですが、そういう人達とは別にパブに単に飲みにきたお客さんというのもいまして、彼等が後ろの方へいってくれればよかったのですが、前の方に陣取ってしまい、全然動きません。そういう人たちに「演奏を聞かないのであれば、なるべく後ろの方へ行ってくれ」と協力をお願いしたのですが、全然協力してもらえず。実際「飲み物をなにか買ってあげるから後ろへいってもらえないか」とまで言ったんですけどね。パブのスタッフもこういう状況になるとアーティスト側に全然協力してくれないし、演奏しているクライヴと静かに聞きたいと思ってきたお客様には本当にもう仕分けないことをしてしまいました。この場をかりておわびを申し上げます。そんな状況で私は本当に泣きたくなりましたが、でもそこはプロフェッショナルなクライヴ。堂々と演奏をこなし、私にも「大丈夫、大丈夫」とすごく気をつかってくれるのです。
実際それほどメジャーでないアーティストが大阪で公演をするとなると、かなり難しいものがあります。こんなことまで、この場で書いていいんだろうか、と一瞬思ったりもしますが、あえて書くことにしました。主催者の自分としてはアーティストに対して絶対にガラガラの場所で演奏させるわけにはいかない。動員は本当に難しい。そして地方公演はどう見積もっても赤字になってしまう。そんななかで決めたパブでの公演でしたが、自分の経験不足と力不足を痛感した夜でした。でもクライヴがとにかく協力的だったことが本当にうれしかったです。本当に彼とは今後どんな状況の中でもベストなライヴをつくっていける、と確信しました。メーカー時代も含めてクライヴとはすでに8年間一緒に仕事をしてきましたが、さすがにプロとして14年間いろんな状況の中で数多くのツアーをこなしてきた人です。それに彼の場合は本当に人間ができているんですよね。
さて一方のブーですが、やっとの思いで私がアスピリンをみつけたのを部屋に届けると、目の下に大きなクマをつくってほとんど仮死状態。会場の環境もよくないし、このギグはキャンセルすることになりました。2部ではクライヴがそのことをアナウンスし、一人で再びステージをこなしました。そして熱心なお客さんがライブ終了後たくさんのCDを買ってくれたので、クライヴもすごく喜んでくれました。またこの日は前日のアイリーン・アイヴァースの公演からわざわざ大阪での滞在を延ばしてこのライブを手伝ってくれた五十嵐正さん、そしてプランクトンの井内くんがお手伝いにきてくれました。大変な夜でしたが、お二人がいてくれたことが本当に心強かったです。心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
6月5日(土)
そんなわけでブーには当初あまりつらいようであれば先に東京へ帰って2日間オフにしたら、と提案したのですが、みんなと一緒に移動したい、という、ほとんど仮死状態のブーをひきづって名古屋へ。この日はホテルと会場がタクシーで3、40分と離れているのでクライヴのみでサウンドチェックを行い、ギリギリまでブーは休ませることにしました。私もアーティストに倒れられるのは初めての経験だったので、どうしたらよいのやらオロオロ。東京で医者を呼んで往診してもらおうか、とかいろいろ考えましたが、とにかくそばでクライヴが「大丈夫、心配するな」と言ってくれるので、心強かったです。リハーサルを終えていったんホテルに戻り、夕方クライヴを連れて会場へ。そして・・・やっとブーがステージにたちました。なんだかやっと初日があけた!という感じでとてもうれしかったです。この二人がステージに一緒にたっているのをみたいがために企画したライブなんですから。ブーはまだ本調子じゃなくて、ちょっとハラハラしましたが、本当にこのライブは感無量でした。この名古屋公演はクライヴのファンであるカフェ・カレドニアの平手さんとラトリングケルティックバンドの今井さんがつくってくれたコンサートで、すてきなお客さんたちに温かく見守られて素晴しい夜となりました。前座のラトリング・ケルティック・バンドの演奏も楽しかったですねぇ。今後、こういった感じで手作りベースでいろんな所でライヴがやれたらなぁ、と本当に思いました。名古屋は平手さんに提案されるまで、実行しようとは思っていなかったのですが、心からやってよかったと思いました。こうやって自分たちの音楽に感激してくれる人たちの前で演奏できて二人ともとても幸せ者だと思います。特にクライヴは8年前にグレッグソン&コリスターで名古屋に来て以来。そういやあの時、平手さんや今井さんと手羽先屋さんでクライヴとクリスティーンと一緒に打ち上げした時は8年後にこんな展開がまっていようとは思わなかったよなぁ・・と、妙にしみじみ。ライブが終わるとブーも食欲がでてきたせいか、何か食べにいこうか、と言いだし、平手さんの車でホテルへ戻り、地元の方と打ち上げもかねて食事。これできっと東京公演は大丈夫と思ったのでした。
●名古屋アルマジロでのセットリスト●
Last Cigarette(Boo/BAPTIST HOSPITAL)
Antidote(Clive/新曲)
Birds Are Leaving(Boo/THANKSGIVING)
Fred Astaire(Clive/HAPPY HOUR)
Footsteps Fall(Boo/THANKSGIVING)
Melody(Clive/HAPPY HOUR)
Please Don't Ask Me To Dance(Boo/THANKSGIVING)
Green Park Girl(Clive/新曲)
Lazy Heart(Boo/THANKSGIVING)
I Shake(Clive/CAROUSEL OF NOISE)
Swan Silvertone(Boo/IGNORANCE)
Salt(Clive/HAPPY HOUR)
World's End(Boo/BAPTIST HOSPITAL)
All The Time In The World(Clive)
Patience of Angels(Boo)
16 miles(Boo/IGNORANCE)
59yrds(Boo/IGNORANCE)
-----------------------------------------------
Touch And Go(Clive)
Greedy(Boo/BAPTIST HOSPITAL)
GO TO:Clive
Gregson CD Shop
GO
TO:Boo Hewerdine & Haven Records CD Shop
特別寄稿:クライヴ&ブーレポート名古屋編
6月5日、名古屋は本郷の「アルマジロ」。小さいけれど、落ち着いた、感じのいいスペース。もともと名古屋のライブはなかったところに、「名古屋でも見たい」「名古屋でも演りたい」という意見が一致して、会場探しから、宣伝・前座の演奏まで友人知人が関わった待望のライブ。
ところが会場に着くなり、「ブーさん体調悪くて、出られないかもしれない」との
こと。おっとトラブってますねと思ったが、正直言うとクライヴ目当てなので、これでクライヴがたっぷり聞けるぞと喜んだのでした。しかし、そうはいかずにブーさんも元気に登場。具合が
悪いようには見えなかったなあ。 曲目の打ち合わせ無しだという演奏は「次、あれ演ろか」「そやね..」(本当か?)という具合にずんずん進む。クライヴはニューアルバムの曲を中心に渋めの曲が多い。ブーさんは繊細な感じで、時に暗く時に激しく、ひと癖あるシンガーのようだ。
クライヴはタカミネにしては上品な仕上げのギターを、例によって力でねじ伏せるようなプレイ。
これたまらんです。もっとも全編フィンガーピッキングなんですが、それでも力技を感じさせるのが
この人のギターの好きなとこです。圧巻は、リクエストタイムなんだけど誰も何も言わないので野崎さんが「Talk」って言ったんだけど、なぜか始まった「All
the Time in the World」。エニイトラブルからだって言ってたから20年近く演ってる曲とはいえ、あの切れ味!PAが不調で、ギターのタッチの強さについていけず音が飛んじゃってるんだけど、ああいう歌ってなかなか聞けるもんじゃありません。
今回のライブには、私ほか若干の名古屋在住の英国フォークマニアには大きな目的がありました。それは、その筋では知られたバンド、Tickerwinda、1枚だけ発表したアルバムには今や軽く10万を超える値が付くという、このバンドのメンバー、Clive
Gregsonは目の前にいるクライヴと同一人物かを確かめることです。ドキドキしながら質問したら...大当たりでした。エニイトラブルを始める前にやっていたそうです。やっぱりそうか。やっとすっきりしました。その後、友人が何とかクライヴからLPをテープに録音してもらおうと奮闘したという話があるのですが、その首尾については未だ不明です。
クライヴの話ばかりになってしまいました。ブーさんのファンの皆さんすみません。リクエストで歌ったEddi
Readerの「Patience of Angel」よかったです。あのアルバム何度も聞いたのに、ブーさんの曲だとは知りませんでした。修行が足りません。
ということで、名古屋のライブレポートでした。クライヴまた来ないかな。来れば行くよ。
この日は朝ホテルをチェックアウトすると新幹線に乗って東京へ移動。新幹線の中で結局大阪でやろうと思っていながら全然できずにいた7日のパーティの打ち合わせをしはじめました。あまりブーがつらいようであれば、パーティにくるお客さんは全員電話番号をひかえているし、全員連絡をとることもできるから、キャンセルしようか、と相談しましたが「大丈夫、できる」とブーが言ってくれたので、とにかく強行することに決定しました。当初カードをつくって、ひいたカードでカバーを歌ったり、いろいろやってもらおう、と考えていましたが、ブーの調子が本調子でないのと、できれば曲をたくさん歌いたい、という二人の希望もあって、基本的にはライブ形式にしよう、という形に落ち着きました。また二人からの提案で、みんなに連絡をとれるのであれば、明日のリハの時間までに曲のタイトルを募集して一番二人が気に入ったタイトルで曲を1曲書き下ろしてくれる、という素晴しいアイディアがでました。抽選会みたいなものはなんらかの形でやりたかったし、二人にプレゼントでも買わせるか、とも思ってましたが、貧乏ミュージックプラントは予算もないし、二人のプリクラでも撮りに行くかなぁ〜なんて考えていたんで、この提案には私も大賛成! また新幹線の中から電話をかけて、関西フォークの重鎮中川五郎さんと和久井さんに前座をやっていただくことにしました。
6月7日(月)
さてさてこの日は取材日でスケジュール的にもきつい1日です。ブーのレコード会社であるメルダックさんは親切にも二人分の取材場所を用意してくれたので、クライヴも一緒に気持ちよく取材をさせていただきました。本当にありがとうございました。のちほど取材記事の掲載情報など確定し次第、順にここでお知らせしていきたいと思います。二人の取材の感じを比較すると本当に全然違いますねぇ。
はきはきと答えるクライヴにくらべてブーの方はわりとボソボソしてますが、それでも結構かっこいいことを言ったりして。また二人一緒にやる取材もいくつかあったのですが、二人一緒だとジョークの言い合いになっちゃって話がはみだしっぱなしになることもある。またブーは本当に落ち着きがなくて、取材中の彼の仕草をみているだけでもかなり笑えます。
さて取材が終わるとさっそく機材類をつんで渋谷のワインバー、ツインズヨシハシへ。二人にこの日の参加者
の皆さんから募集した歌のタイトルのリストを渡すと二人はその中の1つ選んで曲を作りはじめました。曲作りは本当に真剣な世界ですね。二人が作業に入ると、本当に話しかけられない雰囲気になります。リハーサルの時間から本当に本番の直前まで、二人はずっとその曲を練習していました。会場の準備が整い開場後、貴重なバイブルやグレッグソン&コリスターのビデオを上映し、前座の中川五郎さんの登場です。あいかわらず味わい深い歌とギターを聞かせていただきました。続いて和久井光司、木瀬
りえ子嬢にベースの柳島さんを加えたトリオが登場。ブレイクをはさんで、いよいよ二人の登場です。約40分くらいのステージ。休憩をはさみ、五十嵐さんによるインタビューと皆さんから受け付けた質問に答えるコーナーがスタートしました。質問は「どちらが女の子にもてますか?」といったものから「クライヴの前回の来日のアンコールの曲名はなんですか!」といった様なマニアな質問もあり、楽しく盛り上がりました。「どちらが暗い(Dark
な)曲をかけるかという競争しているそうですが、今のところどっちが勝ってますか」という
質問に答えは「ブー」ということで、そのタイトルはまさに「Dark 」だそうです。またクライヴがニック・ドレイクを歌ったりするハプニングもありました。最後の質問「自分たちにとって1番大事な曲はなんですか」に、「この曲!」と答えながら、参加の皆さんから募集したタイトルで二人が一番気に入ったもの「SUN ON THE OCEAN 」からインスピレーションを得てできた、できたてホヤホヤの新曲を披露。このタイトルはパーティの参加者である守田さんが考えたものです。守田さんには記念に二人の手書きの歌詞カードが手渡されました。その後2部の演奏に入り、終了後はファンの皆さんと写真をとったりサインをしたりで楽しくすごしました。参加してくださった皆さん、二人も本当に楽しかったようです。ありがとうございました。またこんな機会をぜひもうけたいですね。
司会の巨匠、五十嵐正さん
「渋谷公演通り」「ロメオ塾」好評発売中 関西フォークの重鎮、中川五郎さん
クライヴ(長男)和久井光司(次男)ブー(三男)のだんご(で○)三兄弟?
和久井光司さんとベースの柳島博さん、美しい歌声〜の木瀬りえ子さん
●ツインズヨシハシでのセットリスト●
<中川五郎>
ミスター ・ボージャンブル
25年目のおっぱい
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<和久井光司+木瀬りえ子>
丘に向かって人は並ぶ(和久井光司/新曲)
Under The Rose(木瀬りえ子/SONG OF LOVE)
Touch And Go(Clive Gregsonカバー) -------------------------------------------------------
<Clive Gregson & Boo Hewerdine>
<第1部>
Last Cigarrette(Boo/BAPTIST HOSPITAL)
Antidote(Clive/新曲)
Birds Are Leaving(Boo/THANKSGIVING)
Fred Astaire(Clive/HAPPY HOUR)
Please Don't Ask Me To Dance(Boo/THANKSGIVING)
Green Park Girl(Clive/新曲)
World's End(Boo/BAPTIST HOSPITAL)
I Shake(Clive/CAROUSEL OF NOISE) -------------------------------------------------------
質問コーナー
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<第2部>
Sun on the ocean(Boo/新曲/参加者の守田さん提供のタイトルより)
Salt(Clive/HAPPY HOUR)
Footsteps Fall(Boo/THANKSGIVING)
<リクエストより>
Comeden Town(Clive/PEOPLE & PLACES)
Graceland(Boo/WALKING THE GHOST BACK HOME)
Patience of Angels(Boo)
Here Comes The Sun(Clive/Beatlesカバー)
<第2部続き>
16 miles(Boo/IGNORANCE)
59yrds(Boo/IGNORANCE) -------------------------------------------------------
Girls are always right(Clive/WHERE ARE ALL THE NICE GIRLS?)
Bell Book and Candle(Boo/THANKSGIVING)
GO TO:Clive
Gregson CD Shop
GO
TO:Boo Hewerdine & Haven Records CD Shop
6月8日(火)
この日はまず1時からFMcocoro の極東ラジオにゲスト出演。DJのポール・フィッシャーさんは英国人で、なんとブーの親友でもあるマッコール兄弟と同じ学校へいっていた、ということで話もすごく盛り上がり楽しい番組になりました。ニューアルバムから数曲CDをかけたあと生演奏も披露。その後メルダックさんによって楽器をピックアップしたあと、本日の会場であるマンダラへ移動しました。
サウンドチェックが終わり、前座の和久井さんたちのリハがはじまると、クライヴはリハーサル風景をスケッチブックにスケッチし遊んでいました。その後クライヴとブーの二人は仲良く買い物にでかけ無印良品などを買ってきてとても喜んでいました。そしていよいよライブの本番です。オープニングはブーのヴォーカルでkdラングもカバーした「ラスト・シガレット」。とにかくこの日のライブはすばらしかった。特にブーに関していえば、現地でやっているライブよりすごいものがみせられたんじゃないでしょうか。クライヴの声もすごく素敵で、ギターはあいかわらず力強かったし、もう満足度120%といったところです。会場にいらしてくれたお客さん本当にありがとうございました。特にこの日はマンダラさんの音も照明もすばらしくライブの出来としては最高のものだったと思います。特にブーが歌うとツアー中のいろいろな事が思い出されてちょっと涙っぽかったですね。
●南青山マンダラでのセットリスト●
<和久井光司&木瀬りえ子>
山手線(和久井光司)
Song of Love(木瀬りえ子/SONG OF
LOVE)
家庭崩壊(和久井光司)
丘に向かって人は並ぶ(和久井光司)
Under The Rose(木瀬りえ子/SONG
OF LOVE)
Touch and Go(Clive Gregsonのカバー)
セラピー?(和久井光司)
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<Clive Gregson & Boo Hewerdine>
Last Cigarette(Boo/BAPTIST HOSPITAL)
Antidote(Clive/新曲)
Birds Are Leaving(Boo/THANKSGIVING)
Fred Astaire(Clive/HAPPY HOUR)
Please Don't Ask Me To Dance(Boo/THANKSGIVING)
Green Park Girl(Clive/新曲)
Patience of Angels(Boo)
Melody(Clive/HAPPY HOUR)
World's End(Boo/BAPTIST HOSPITAL)
I Shake(Clive/CAROUSEL OF NOISE)
Long Winter(Boo/THANKSGIVING)
Salt(Clive/HAPPY HOUR)
Ghost of Summer Walking(Boo/IGNORANCE)
Camden Town(Clive/PEPOLE &
PLACES)
Joke(Boo/BAPTIST HOSPITAL)
16 miles(Boo/IGNORANCE)
59yrds(Boo/IGNORANCE)
-----------------------------------------------
Trouble With Love(Clive)
Footsteps Fall(Boo/THANKSGIVING)
Bell Book and Candle(Boo/THANKSGIVING)
GO TO:Clive
Gregson CD Shop
GO
TO:Boo Hewerdine & Haven Records CD Shop


6月9日(水)
この日はブーが11時の飛行機ということもあり朝7:30に都内を出発。前回は割と寂しそうに帰っていったブーですが、今回は割とさっぱりと元気に手をふり帰っていきました。まぁ、7月にまたロンドンであうからなぁ。そしてクライヴの飛行機は予定では16:20発だったのですが、なんと遅れて結局夜19:40の出発になってしまいました。つまりクライヴはブーの見送り時間もふくめて10時間以上空港にいた・・という。クライヴ、ごめんなさい! でも私はクライヴとゆっくり話す機会がもててすごくうれしかったです。
というわけで、また思い出したことなどあれば、書き加えたりしていきたいと思います。これからも皆さん二人を宜しくお願いいたします。
Thanks to Seiichi Hasegawa(Meldac)
Special Thanks to Koji Wakui
Photo by Haruya Kikuchi, Shiraishi
Kazuyoshi, Yoko Nozaki