2月3日(日)
スカンジナビア航空にて、コペンハーゲン経由で、無事成田に到着したデイヴとギャービンの二人。デイヴはニコニコと元気そう。いや〜本当にかわいいです。そして、実は、私は、ここではじめて会うギャーヴィン。彼はめちゃくちゃ元気な奴で、到着した瞬間からしゃべりっぱなし。デイヴは「もうお前と一緒にいて18時間も話してつかれたよー」と嘆いてました。
デイヴには、一週間前にダブリンで会ったばっかりなので、全然変わりなし(笑)。二人は、さっそくヴァンに乗り込み、都内へ。
都内にむかうヴァンの中でも、ギャーヴィンはとにかくしゃべり続けてました。彼はデイヴのアルバム「スウィング」のプロデユーサーでもあり、あのシェイマス・ベグリーの甥っ子でもあり、お母さんは、ドーナル・ラニーがアルバムをプロデュースしたような有名な歌手で、現在ビギニッシュのメンバーで、ウォーターボーイズでも来日したことがある、という人。
とにかく今回のこのツアー、この二人のコンビネーションがとにかく最高。ギャーヴィンはデイヴのことが好きでしょうがない様子。あれやこれやデイヴにこうしたらいい、今度のアルバムはこうしよう、あぁしよう、と、とにかくデイヴの事に、すごい熱心で一所懸命。日程表をデイヴのかわりにチェックして、私に質問してきたりして。私もデイヴに対しては、同じ気持ちなので、すごく、その気持ち、よくわかる!
一方のデイヴはアコーディオンさえ弾ければ、あとはどうでもよい、という感じの欲のないすごく純粋な人。そのくせ周りの人やスタッフに対する気遣いもピカイチで、25才だというのに、私よりずっと大人。いやー、大物候補生は違う! でも、ほんとうに彼の才能は、周りがほおっておかないというか、アイルランドでもまだまだ無名だけど、これから本当にビックになっていくでしょう、ほぼ間違いなく。
しかしこのコンビ本当に最高に笑わせてもらったし、感動させてもらいました。妙に笑える男の友情というか・・いや、違うなぁー。やっぱり才能あるアーティストと、そのプロデューサーってことかしら。
で、レポートに話を戻しますと、ホテルにチェックインし、ランチはパスタが食べたいというので、イタリア料理屋に駆け込み、デイヴはミートソースのスパゲティ、ギャーヴィンはカルボナーラ、私はピザを頼んで(といっても私のピザはほとんど二人がたべていた)、その後渋谷のHMVにおじゃまして(自分のCDがあって、すごくよろこんでいました。HMVさんありがとうございます)、その後3、4時間ホテルで休憩。
8時半ごろ、さっそくインターFMさんに到着。ここでピーター・バラカンさんがホストをつとめるバラカン・ビートにおじゃましました。
練習をする二人。
なんの曲を演奏しようかメモをするデイヴ。
一所懸命練習するデイヴ。
うーん、この体型がかんぺきにアコーディオン弾きなだよなー。
かわいいデイヴ。
もっとかわいいデイヴ。
というわけで、ピーターさんともすっかりうちとけた二人は、しゃべりにしゃべりまくり(笑)、2曲ほど演奏もし、なんだかんだで、一時間以上、おじゃましちゃいました。ピーターさん、本当にありがとうございました。
さてラジオが終わると、二人がお腹がすいた、というので、居酒屋へ。さっそく日本食にトライ。デイヴは鳥のからあげが好き。ギャーヴィンは寿司マニアで、お寿司をガンガン食べてました。最後にお鍋をしてヌードルを食べると、すっかりお腹いっぱい。しかし実はこの二人、まったくお酒は飲まないんです。アイリッシュにしてはめずらしい。しかし、その分、しゃべります。語ります。ジュースとコーラで、朝の3時まで語っちゃうからすごいよなー。居酒屋の後も、ホテルの近くのバーへ。そんな感じで、渋谷の夜はふけていくのでありました。
2月6日(月)
この日は、まず下北沢のヴィレッジ・グリーンさんへ。そこで昼間、2本のインタビュー。その後、セッションパーティ。
ギャービンには「デイヴのインタビュー終わったころホテルにむかえに行くよ」といったのに、
デイヴのインタビューに、ずっとつきあってくれました。
ギャーヴィンいわく、デイヴが質問されて答えに困った時に、助けてあげたいんですって。
質問に熱心に答えるデイヴ。
女性の取材陣に、妙にはりきるデイヴ。
取材をして下さった、みなさん、ありがとうございました。
そして演奏ですが、いつごろから、どんなふうにはじめようか、と考えていたら、お客さんが早めにあつまったので、7時と思ってたのに、6時すぎころからスタートしてしまいました。なんとこの後、デヴィッドは自分のステージ、その後のセッションふくめまるまる五時間演奏してました。
「五時間も演奏してたよ」とデヴィッドにいうと、デイヴは「え?そう二時間くらいかと思ってた」。ギャーヴィンは「10時間かと思ったぜ!」とお疲れだった様子。
デイヴの作曲した「BETWEEN TIDES」を演奏。
これがデイヴの手です! アコーディオンをひきすぎて、
爪が指にはいっちゃってんの(笑)。しかも、爪をかむがクセなので
爪が全然ない。
演奏する、する・・・
まだまだ弾く、弾く・・
もちろんヴィレッジグリーンのオーナー、米山さんとも共演!
で、ヴィレッジ・グリーンさんを出たのが、12時くらいだったでしょうか。「この時間に寝ると朝早くおきちまうぜ!」というギャーヴィンの部屋で、3人でアイリッシュミュージックについて語る、語る。だれが一番すごいフィドラーか、とか、だれのこのアルバムについては、どう思うか、何がかっこよくて、何がださいか、などなど。とにかく語る、語る、語る、語る(笑)。
また某大物ミュージシャンの超笑える話やら(恐くて、ここにはとてもかけない)ベグリーファミリーの話やら、なにやらで、お腹がねじれるほど、笑わせてもらいました。
そして、また飲みもしないのに、バーにくりだし、某居酒屋へ。ここでお腹がすいたらしく、ヂイヴはまたまたカラアゲを、ギャーヴィンはまたまたお寿司を、頼んでました。そして、また語る、語る、語る。語りながら、夜はふけていくのでありました。
2月5日(火)
この日は、昼ごろ集まって、ギャーヴィンが買い物に楽器屋へ行きたいとういう。デイヴは最初一緒に行く、といってたのに、「やっぱり疲れたのでやめる」といって、お出かけせず。ギャーヴィンだけをつれてお茶の水へ。「ペダルがみたいんだ、12弦ギターがほしいんだ」といいながら、「でもお金がないんだ」とのこと。(とかいいつつ、彼は32才にしてウィックロウに自宅スタジオを持ち、ギター18本、ペダル35コも持っているらしい)散々みたあげく、けっきょく機材も楽器も買わず、ガールフレンドのジェニーちゃんに、たのまれたウォークマンを購入。ギャーヴィンよりもうんと歳下のジェニーちゃんは、すごいしっかり者で、彼等が空港をでる時にわざわざすごく朝早くおきて、空港に見送りにきてくれたんですって。で、日本の紅茶がおいしくないといけないから、といってギャーヴィンに紅茶のティーバックを40コもくれたんですって。そしてお土産はこれがいい、とウォークマンの広告の切り抜きをわたされたんですって。うーん、彼女はギャーヴィンの性格を把握している、すごいしっかり者?!
その後、インタビューを2つ。取材してくださったみなさん、ありがとうございました。(その時の取材の1つ、松山晋也さんによるインタビューの全文はこちら)
そしてヴァージンメガストアへ。前半、機材トラブルで、トラブったものの、がんばったデイヴィッドのおかげで、盛り上がりました。いやはや、ほんとにスゴイ、アコーディオンです。そして、CDを買ったくださったみなさん、来て下さったみなさん、どうもありがとうございました。
CDを買ってくれたお客さんにサインをする二人。
ホテルにいったんもどると、「ステーキが食べたい」とデイヴが言うので、ステーキ屋さんへ。その後、まだ飲みたい、じゃない、語りたい(笑)という二人をつれて、飲める場所を求めて渋谷をフラフラ。最初はホテルの近くのバーへ。そのバーが、あまりにも静かだったので、もう少し人がいるところがいい、というので、二人をつれて、もう一つのバーへ。とにかくこの日も語る、語る。語りながら夜はふけていくのでありました。
二人は、「スウィング」のアルバムがどんなふうにできたか、教えてくれました。いろいろこれから掲載されるインタビュー記事で明かされる秘密もあるので、あまりここには書きませんが、ほんとうに、みんなが、みんなで、この若い才能あふれるアコーデォン奏者のために、協力してできたアルバムです。ほんとうに、ほんとうに、みんながデヴィッドの才能を応援しているんですね!
2月6日(水)
つづいてこの日はアコーディオン・サミット。はりきる二人は、二時でよいというのに、一時半すぎにホテルを出発。おかげで大幅に早く赤坂に到着。 時間があるので、インターネットカフェでメールを確認する二人。デイヴはエアコム(アイルランドのNTTみたいなもんかな)、ギャーヴィンはAOLのアドレスを使用。
ここで、デイヴは、ケルティック・ミュージック・オンラインの掲示板に自らメッセージを書き込んでました。
3時に再び会場にもどり、サウンドチェックスタート。サウンドチェックが終わると、デイヴ、ギャーヴィンともお母さんにファンを買わなくちゃ、という。そしてプラプラ歩きながらホテルへ戻り、一時間お昼寝をしたい、というので、お昼寝をさせて、ハンバーガーを食べたあと、再び会場へ。
会場にもどると、ちょうど桑山哲也さんのステージ。二人とも熱心にみてました。そしてサブ&まみのお二人のステージの後、いよいよデイヴのステージ。うーん、かっこよかった。すごくよかった。本当にアコーディオンをひいている彼の姿や表情をみているだけでも幸せな気分になっちゃいます! ほんとうにすごいアコーディオン。あんなのは、みたことがありません。いやーなんと説明してよいのやら。言葉にできません。
桑山さんの楽器(アコーディナ)で遊ぶデイヴ。
いつも応援団長をしてくれている白石和良さんとツーショット。
なんか、デイヴお風呂あがりみたい?!
会場にいらしてくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました!
この後、これで大人しく帰るかな、と思ったら、そうはいかなくて、下北沢にまた行きたい、という。なのでヴィレッジ・グリーンさんに電話をすると、ほんとうは閉店時間をすぎているというのに親切にも米山さんは「いいから、来い、来い」と言ってださり、さっそくタクシーに飛び乗る。ヴィレッジ・グリーンで、また少し演奏しました。そしてデイヴは米山さんにアコーディオンをプレゼントされて、ほんとうにうれしそうでした。米山さん、ほんとうにありがとうございました!
そして一時ごろホテルに戻ってきたでしょうか。この日はさすがに二人とも部屋に戻っていきましたが、もしかすると部屋で、二人で語っていたかもしれません(笑)。
2月7日(木)
9時ちょっと前にホテルに迎えにいくと、デイヴは9時よりちょっと前に、ギャーヴィンもオンタイムでおりてきました。成田へ。成田へむかうヴァンでもギャーヴィンはうるさかったです。そして、彼の去った東京のなんと静かなこと!(笑)と、さきほど、デイヴのマネージャーにメールを入れたところです(笑)。
チェックインする時にも「席は、アイル、ウィンドウ? エマージェンシー(非常口前の足ののばせる場所)はもうないんだって」というと、「どこでもいいから、一緒がいい!!」と大きな声でギャーヴィン(笑)。本当にデイヴが好きみたい。
そして二人でコペンハーゲン経由で帰っていきました。今ごろは、おそらくコペンハーゲンからダブリンへ向かうフライトの中でしょう。二人とも日本にきてくれて、ありがとう! また新作をつくって、絶対に来てくださいね!
THANKS TO
JOHN DUNFORD, STEVE DUNFORD, JULIET MARTIN, EIICHI
YONEYAMA, KAZUYOSHI SHIRAISHI
AND OFF COURSE EXTRA SPECIAL THANKS TO DAVID MUNNELLY AND GAVIN RALSTON
PHOTO BY THE MUSIC PLANT / NAOMI DATE