現在までに3枚のアルバムを発表。また米Putumayoレーベルの「Women of the World / Celt 2」、英フォークルーツ誌の20周年記念編集「ルーツ」(THE MUSIC PLANT/ROOTS1)、新しいウェールズ音楽の「Rough Guide」等の名門コンピレーション・アルバムに参加するなど、国際的な評価を得るようになる。
英国内各地はもちろん、ベトナム、南/東アフリカ、ノルウェー、ブルターニュやギリシャなど、多くの国で公演を行い好評をはくしたファーンヒルは、最近「Beautiful Mistakes」という映画でJohn Caleとの仕事を終えたばかり。その作品の中で彼らは最新作「WHILIA」の収録曲を演奏している。またロバート・プラントのソロ公演の前座をつとめるなど、多方面からの注目も集めているようだ。
ウェールズ音楽を中心にブルターニュ音楽の強い影響が見え隠れする<ウェールズ+ブルターニュ>のケルト・フォークともいうべきユニークな世界を創りだす彼等の音楽は、一時は過去の遺物となってしまったウェールズの言葉と音楽に、再び新たな生命力をそそぎこむ。
ジュリー・マーフィー(ヴォーカル):エセックス出身。ケント州のカレッジでウェールズの首都ウォンジー出身のCERIと出会い、意気投合してウェールズ語の歌をデュオで歌うようになった。「最近の英国における最も重要なフォーク・ヴォイス(英Folk Roots誌)」と言われるJulieが最初に注目をあびたのは、1994年に世界的なハーディ・ガーディ奏者、ナイジェル・イートンとの刷新的なデュオ、Whirling Pope Joanに参加してから。1999年に発表された彼女のソロアルバム「Black Mountains Revisited」 はその年のMOJO誌の年間ベストフォーク・アルバムに選出される。Julieは世界中のありとあらゆる場所をツアーし、最近ではケニヤやスーダンのミュージシャンとも共演している。
アンディ・カッティング(ボタン・アコーディオン):ハーロー(ロンドン西部)出身。ヨーロッパを代表するボタン・アコーディオン奏者で、フィドル奏者のクリス・ウッド、おなじくアコーディオン奏者のカレン・ツィード(スウォブ)、ブローザベラなどとの活動で知られる。最近はジューン・テイバーやケイト・ラスビー、スティングとの共演を果たしている。
ケリ・マシューズ(ギター、クラリネット、ボンボ、バグパイプ):ウェールズの伝統音楽の復興において、重要な役割を持つマルチ楽器奏者/作曲家。ダンス・カンパニーや映画、テレビのための楽曲を作曲したり、昨年のエディンバラ・フェスティヴァルではウェールズのパイプの代表演奏をつとめるなどウェールズのフォークシーンにおいて、最も重要な役割をもつ人物として知られている。
ニューアルバム「WHILIA」には、ベースのティム・ハリーズ(エディ・リーダー、アイオナ等、多くの活動で知られるベース奏者) とカサンドラ・メウリグ(今回の来日にも同行するフィドル奏者)が参加している。