TOUR REPORT 2001
ツアーレポートこちらにアップしてます。今後写真などを入手ししだい、また掲載していきますし、何か思い出したことがあれば追加で掲載していきます。またライブレビューについてはこちらを参照ください。

2月13日(火)

まずはヴォーカルのジョーことジョアンヌ・ホッグがひと足先に無事に成田に到着! 朝私が出遅れた上、彼女のフライトが30分も早くついたこともあって、出迎えに遅れたか!と非常にパニックりました。あわてて行くと、すでにジョーの乗った青い制服をきたKLMのスチュワーデスさんがゾロゾロでてくるところ。でもなんだかんだで私が到着してから15分くらいたってから姿をみせました、ジョー。とても元気そう。よかった! 「飛行機はすいていたから、寝れなかったけど4つ席を占領して横になりながら来れた!」といって喜んでいました。

都心に到着すると、ホテルにチェックイン。夕方キティちゃんのグッズを姪っ子のためにかわなくちゃ、町にくり出しました。でも渋谷にあるキティグッズは割とOLむけで、よいものがなく結局何も買わなかったんですが。(彼女たちのリクエストはキティちゃんの絵のはいったジーンズなんだそうです)

夜は居酒屋でご飯を食べつつライターの五十嵐正さんと白石和良さんと合流。楽しくすごしました。 ジョーは豆腐が気に入ったようで「イギリスでも最近では豆腐が人気があるけど、こんなにおいしくない」といって喜んでました。反対にカボチャのサラダは甘過ぎたらしく「これじゃデザートだ」といって気に入らなかったようです。あと五十嵐さんが手巻き寿司のようなものを注文したら、それがすごく気に入ったらしく、ノリを追加オーダーしたりして、たくさん食べていました。

ジョーは日本を出る前に友達に「ゲイシャ」という本をもらって(どうやらこの本はスピルバーグによって映画化されるらしい)それを自宅をでてからほぼ半分以上よんだそうです。すごく可哀想なストーリーなのだそうですが、描写がとても美しくて、すでにその本から「ゲイシャ」「オビ」「キモノ」「シャミセン」などの言葉を覚えたり、「ゲイシャのゲイはartっていう意味なんでしょ」と本から多くを知ったようです。ですが、逆に為替レートとかは全然しらべてこなかったらしいのでトンチンカンなこと言ってました。そしてなぜか日本はいつも熱い国だと思っていたらしく「うわ〜日本にいるのに冬だわ」といって違和感を覚えているようでした。

またまだ遠藤周作を読んだことがない、というジョーのために「沈黙(Silence)」を買ってきてプレゼントしました。ちょっとストーリーを話したらすごく興味がわいてきたらしく、ゲイシャを読みおわったら、すぐ読むといっていました。気に入ってくれるといいなぁ。この日は到着日ということもあって、早くお開きになりました。
 

2月14日(水)

今日は寒い中、ジョーと二人で一緒にくりだしました、観光に! まずは北鎌倉円覚寺から八幡宮などなど。ここで評論家の松山晋也さん宅へ電話してランチでも一緒にどうかとお誘いしたら、なんと親切にも松山さんは車を出してくれて、一緒に大仏、長谷観音・・そして海がみたいというジョーのリクエスト海辺までまわってくれました。長谷観音から今イギリスでも話題のルーシー・ブラックマンさんが殺された海岸がよくみえました。 松山さん、本当にありがとうございました。

さてクリスチャンであるジョーはお寺や神社などまわってどうするか、というと、いわゆる観光をするだけで、お祈りしたり、とかはやっぱりしない様子でしたね。でもネパールとかでも沢山寺院をみたようで仏教にも興味はあるようでした。私が寺にいっても神社にいってもこだわりなく祈るのをみて「あぁ、こういうもんなんだな」と理解したみたいです。そして本格的な一眼レフのカメラをもってすごいいきおいで写真をとっていました。(結構写真には懲り性で、写真をとるときにこうしろ、あぁしろとうるさい)

鎌倉からの帰り、姪っ子たちにハローキティのジーンズが買いたい、というジョー。これが昨日渋谷のサンリオの店などにいってもなく、そこで「子供用の衣料はデパートにしかない」といわれ、鎌倉から戻る電車の中で、ありとあらゆる大型デパートに電話するも(大ひんしゅく!)子供用の衣料はなく、しかたないのでサンリオの広報部に電話をしたところ「子供の衣料はライセンスで●●という会社他数社がやってますから、そこに電話してみては」とのこと。3つくらい電話番号をもらいました。さっそくその会社へ電話。そしてそこから教えてもらって、ついに発見、大井町のイトーヨーカドーに!!(やったぁ!こういうところにあるんですね!)あわてて品川で電車をおりて、大井町へ。イトーヨカドーでしこたま買い込みました。ジョーは沢山かってましたが、1つ1000円くらいだったので、安い、安い。10000円もしなかったんじゃないかな。

そんなこんなでさんざん歩いたので、渋谷に戻り簡単な夕食を食べると、ぐったりと疲れて、今日は早めに解散になりました。ジョーはバレンタイン・ディということで、旦那様に電話してました。

ジョー、今日は時差ボケに関係なく眠れるといいなぁ。やはり東にむかって飛ぶとつらいです時差ボケ。
明日はいよいよデイヴら男の子たちがやってきます! 楽しみ!!!


暗いですがまん中に写っているのがジョー
 

2月15日(木)

KLMにのって到着しました、男の子たち。最初にベースのフィルと、エンジニアのガレスがでてきました。その次がドラムのフランク。「いや〜まいったよ。オランダ人だからかなぁ」と、少し遅れて登場。オランダ人であるがゆえに荷物を深く追求されたようです(オランダでは一部のドラッグが合法化されているので外国に持ち込まないよう検査がきびしい)。愛妻家のフランクは到着してまだヨーロッパは夜中だというのに、いきなりワイフに電話してました。そして最後にでてきたのがデイヴとトロイ。元気そうです。楽器関係が多いので税関でこちらも申請などしていて時間がかかったようです。(しかしすごいです。楽器の数!!全部で手持ち楽器12コ)デイヴが「今朝フライトが遅れて飛行機乗り遅れそうになったんだよー」と言ってました。やはりイギリス北部の朝早いフライトはリスクがありますね。


フィルの力作?!アイオナのおもちゃ。
デイヴが日の丸のはちまきをしているのが泣かせます。
こんなのを作って楽しみにしてくれてたと思うとこちらもうれしい!
写真がピンボケですみません。

長い旅にもかかわらず皆とても元気そう。デイヴとフィルは都内に向かうヴァンの中でもしきりに写真をとっていました。トロイはミッジ・ユーロと来日したときは一週間くらい東京にいたのだそうです。その時は六本木でかなり楽しんだらしい。ベースのフィルが新しいアイオナのおもちゃを作り、トロイはそれでしきりに遊んでいました。 これが「ボヨヨヨヨ〜ン」とすごい音がするので、本当にバカうけ。皆ギャハギャハ笑いならが異様に元気に盛り上がりながら都内へむかいました。

ホテルに到着すると男の子たちとジョーは感動の再会。みんなは昨年のオランダでのツアー以来会ってなかったようで、なつかしがってました。

夜は近くの日本料理屋へ。みんな日本料理ははじめてという人がほとんどでしたが、感激しておりました。トロイは「日本酒、日本酒」としきりにさわいでました。そして、そこは個室ですてきなお部屋だったんですが、そこでもバチバチ写真をとりまくるメンバー。日本酒をトライしてみて気にいったようです。

翌日のマンダラで司会をお願いしている五十嵐さんも途中から合流。楽しい時間をすごしました。そこで少しトロイのマジックを見せてもらいましたが(彼はつねにカードを持ちあるいている)、彼は本当にスゴイ!!!!です。カードを宙にうかせたり(これ、本当にちょっと気味が悪かった!)、カードをワープされたり、カードをあててみせたり、もう本当にスゴい。でもトロイは普段はテーブルでみせながらやる手品が多いので、ステージ用のはどうやろうかなーといってました。トロイは世界で1500人しかいないマジックサークルのメンバーなのだそうです。


食事会〜左手前から、フランク、トロイ、ジョー、
右側手前から五十嵐正氏、後ろ向いちゃっていますがデイヴ、エンジニアのガレス、ベースのフィル

食事が終わり、彼等をホテルに送って私もすぐに自宅へ戻るつもりでしたが「もっと飲みにいこう!」というトロイとフィルとガレス、そしてフランク。そう、到着した初日は割とあるんですよ、元気が。そして大抵2日めに死ぬことになるので、ここで止めて早くかえるように言ってもよかったんですが、飲もうと言われると絶対に断れない私も悪い。さっそく飲みにくりだしました。デイヴとジョーは「疲れた」といって先に部屋に戻っていきました。

渋谷のバーでさんざんまたマジックをみせてもらい、すごく盛り上がりながら愉しい時間をすごしました。トロイから今、一緒によく演奏しているマディ・プライヤとの話をたくさんきかせてもらいましたが、おもしろかったです。一時くらいにまずフランクが、二時くらいに私(朝6時起きだったんだもーん)とガレスがリタイアしましたが、元気なトロイとフィルは次のバーへとくりだしていきました。

左からエンジニアのガレス、デイヴ、五十嵐正氏

2月16日(金)

そんなわけで、この二人はなんと朝の七時まで飲んでいたらしく二日酔いでヘロヘロ状態でした。


二日酔いでヘロヘロの二人。左がフィルで右がトロイ

翌日の機材チェックもふくめ4時間のサウンドチェック&リハーサルは大変な騒ぎでしたが、多少時間が押したもののなんとか無事にはじめることができました。時間が押してしまったので、寒い中お客様をお待たせしちゃいました。すみませんでした。

司会の五十嵐さんの紹介でメンバーがステージにあがるといよいよ演奏です。ジョーの荘厳な歌声ではじまるBI-SE I MO SHUIL PART1でいよいよアイオナのステージがスタートです。二曲めのTRESURE、TODAYなど人気の曲が続きます。いわゆるアコースティックライブ、というのは、アイオナにとっては珍しいパターンだったので、メンバーも楽しんだようです。ジョーは「こんなのははじめてだ」と言ってました。またON AIRにはない親密な雰囲気の空間だったのが、よかったかもしれません。

二部の最初では皆さんからの質問を募集し、そこでメンバーに質問に答えてもらいました。ロバート・フィリップの話題がでてデイヴが彼のギターの物まねをやってくれました(でも私にはなんのことだかさっぱり???)。

そしてトロイのマジックなども含み、また第二部の演奏のスタートです。特にデイヴのアコースティックギターのソロは涙がでるくらいカッコよかった。彼の独特のセンスとか、本当に素晴らしいアーティストですね。

その後JOURNEY INTO THE MOANなどが続き、最後はリールで盛り上がったあと、抽選会で、デイヴが持ってきたアイオナのTシャツ(これは日本に今のところ2枚しかないはずです)やポスター、ケルズの書のポストカード、ポスター、アイオナ島の写真が沢山掲載されたコロンバの本などの抽選会を行いました。最後にアンコールでBEYOND THESE SHOREを聞いたときは、本当に本当に感動しました。改めて言うまでもなくジョアンヌは最高のシンガーです! 

ライブの後は、お客様にサインをしながら愉しくすごしました。皆さんが「来日してくれてありがとう」とか、「これからもがんばってください」的なことを沢山言ってくれるので、メンバーにとってもはげみになるようです。

今後もまたこういった機会を持ちたいと思いますので、その時は、ぜひ皆さんまた参加してくださいね。
 

<16日のセットリスト>
1. BI-SE I MO SHUIL PART 1
2. TREASURE
3. TODAY
4. ANGEL OF GOD
5. CHI-RHO
6. LUKE - THE CALF
7. IONA
8. REELS
-------------------------
1. DAVE SOLO ACOUSTIC WITH FRANK
2. JOURNEY INTO THE MORN
3. DANCING ON THE WALL
4. COLUMCILLE
5. HERE I STAND
6. REELS
-----------
REEL & JIG
BEYOND THESE SHORE

BGM:DONAL LUNNY  COOLFIN「COOLFIN」

さて、この日は、お腹がすいた〜というメンバーをつれてインド料理を食べにいきました。アイオナのメンバーはベジタリアンが多いので、インド料理は必須です。さすがに私も疲れたので、レストランについて料理を注文し、会計をすませると自分は食べずに先に失礼しました。

また、この日、二日酔いだったトロイとフィルは、「今日は外出禁止!」と私に厳しくいわれ、早々と一時にはホテルに戻ったようです(笑)。


2月17日(土)

さていよいよON AIRの初日です。やっぱりこっちの会場の方がアイオナにはぴったりあう! ロックバンドですからね。昨日はスペシャルな企画でしたから。機材がステージ上に並ぶと「あぁ、いよいよだな」とドキドキしちゃいます。そして二時ごろリハーサルがはじまりました。

リハーサル一曲めはWOVEN CODE! いや〜この音がでた時はうれしかった! 本当にみんな来たんだな!!としみじみ。あぁ、ここまで本当に長かった! いや、短いようでもあります。しかし、しかし、しかし感慨にひたっている場合じゃありません。本番までやることが山積みです。散らしの折り込みに、受付の準備、即売の準備、ケータリングの手配・・・

そんなこんなでこの日も3時間ばかりリハーサルをし、いよいよはじまりました! とにかくさんざんCDで聴いてきた曲が東京で生でみれる、というのは本当に感動的です。ステージのわきで最前列のお客さんのうれしそうな表情をみると「あぁ、やってよかったな」と本当に思います。本当にこの日もジョアンヌのヴォーカルは絶品。多少楽器のトラブルがあったものの一部を終了することができました。一部が終わると一部のお客さんからアンコールがはじまってしまい、仕方なく私がステージで「あの〜すみません、休憩なんですが」と言わなきゃいけないはめになりました。カッコ悪かったです(笑)。

休憩後は、DANCING IN THE WALLで二部スタートです。そして当初はセットリストに入っていなかったんですが、お客さんからのリクエストで最終的には演奏した「FLIGHT OF THE WILD GOOSE」。初期の名曲です。トロイのパイプとデイヴのギターのユニゾンがゾクゾクしちゃいました。そして圧巻はやはりSONG OF ASCENTの3部作。HEAVEN'S BRIGHT SUNでガーっと盛り上がった後リールへ突入。アンコールは感動的な「IRISH DAY」そして「BI SE I MO SHUIL PART2」。いったんひっこんで最後の最後は「MURLOCH BAY」でした。

17日の公演が終わるとやっと初日があけた気分になり、なんだかホッとしました。きのうに引き続き「またインド料理がいい」というメンバーを別のインド料理屋につれていき、この日は一緒にご飯を食べました。

食事の席でジョーはさっそく「沈黙」をよみはじめた、と言っていました。すでにチャプター2まで読んだそうです。隣にすわったデイヴにストーリーを一生懸命説明していました。(のちほどジョーは「全部読み終わった」といってメールをくれましたが、すごく気に入ったようです。すごいスペシャルな本だ、といってました)

ご飯を食べながらkasaya.comの宮武さんがラップトップでデイヴにウチのHPをみせてくれました。(デイヴはインターネットをもっていないのと、あとテキストがどっちにしろイギリスじゃ見ることができないので、よかったです)また、当初ここのHPは二月のツアーまでの公式サイトということになっていましたが、デイヴより今後もオフィシャルホームページとして続けてほしい、といわれ感激。ですのでこのページこのまま継続していきます。これからもがんばってこちらにいろいろなニュースを掲載していきます。

その後は私はまっすぐ自宅へ帰りましたが、帰り際にもトロイとフィルは「もっと飲もう」とすごい盛り上がってました。二人で「さぁ出かけるぞ、ヨーコ、ヨーコと出かけるぞ〜」という歌までつくって道ばたで大合唱するので、すごい騒ぎです。そこまで言われちゃ行かないわけにはいきません。

トロイは本当にアイリッシュみたいな性格で、イギリス人とはとても思えません。でもいかにも北のアクセントしているので(MPのホームページでもおなじみのクライブ・グレッグソンと発音が似ている)やっぱりイギリス人なんだけど。

「わかった、明日は絶対に死ぬまで飲むから!」と固く約束しあって、「また彼等だけにしちゃうと朝まで飲んじゃうのかな」と一抹の不安がありましたが、まぁ大丈夫だろう、と思い、離してやると(笑)、二人はうれしそうに夜の渋谷へ消えていきました。

<17日のセットリスト>
1. WOVEN CODE
2. TREASURE
3. WAVE AFTER WAVE
4. ANGEL OF GOD
5. OPEN SKY
6. ENCIRCLING
7. FRIENDSHIP'S DOOR
8. JIGS
--------------------------------------
1. DANCING ON THE WALL
2. FLIGHT OF THE WILD GOOSE
3. LUKE
4. LIGHT RELECTED
5. SONG OF ASCENT PART 1
6. SONG OF ASCENT PART 2
7. SONG OF ASCENT PART 3
8. REVELATION〜HEAVEN'S BRIGHT SUN
9. CASTLERIGG
10. REELS
--------------------------------------
1. IRISH DAY 
2. BI-SE I MO SHUIL PART 2
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3. MURLOCH BAY(以前掲載したセットリスト間違ってました。ご指摘してくださった方THANKS)

BGM:ルナサ「OTHERWORLD」


2月18日(日)

朝から今日は取材日です。デイヴはどの質問にも丁寧に答えていました。どの雑誌に掲載されるかはまた記事の掲載が決定後ゆっくりこちらでご紹介していきますが、取材してくださった皆さん、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

さて、この日も二時ごろからON AIRに集まり、かなりたっぷりリハーサルの時間をとって、いろいろな曲を練習してました。

実はこの日、朝8時に私の携帯に「ハロー・・(といったきりブツリと電話がきれる)」といういやなメッセージが残っており声がトロイに似ていたので、まさか朝8時まで飲んでてお金がなくなって緊急の電話してきたのかな、といや〜な予感がしましたが、実際トロイは無事に昨日は一時ごろにはホテルにもどった、と言ってました。

この日もまたWOVEN CODEでスタート。そしてこの日の前半のスペシャルはやはり「BOOK OF KELLS」でおなじみの「MAN」でしょう。いや〜感動的でした。ライブできくとなおさらすごい。

そして休憩をはさみ二部は17日とほぼ同じセットでした。

しかしこの日、本当に特に二部の演奏は、本当によかった! お客さんのノリがメンバーに飛び火したんでしょうか。1階できいていた友人の話しによるともう曲が終わりそうになると拍手がはじまる、日本ではめずらしい現象だったそうです。そして各種楽器のトラブルにもかかわらず、この日はバンドの演奏に火がついた!!という感じでした。エネルギーがまさに爆発した、圧倒的なパワーです。ここにきてやっとギアがトップに入ったかな、という、本当にロック・バンドのソレでした。いや〜素晴らしいです。私はステージわきで聴いていて、そこからお客さんの方がよく見えたんですが、メンバー絶対にお客さんの様子に影響されてたって感じでしたよ。皆さんの表情からなにからステージ側から本当によく見えるんですもん。そしてこの瞬間に一緒にいられて、私もゾクゾクしちゃうような快感でした。二部の最後の最後にはお客さんが総立ちになり、会場の盛り上がりも沸点に達しました。

そしてなんといってもこの日の圧巻は最後に演奏された「WHEN I SURVEY」・・いや本当に涙がでそうになりました(泣かなかったけど)お客さんも全員たったままシーンと聴いてくれました。本当に感動的でしたね。

メンバーもすごくすごく喜んでました。メンバーによると日本のオーディエンスは本当に最高!だそうです。絶対また来たい、と言ってましたので、ぜひまた呼べるようにがんばります。ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。

<18日のセットリスト>
1. WOVEN CODE
2. TREASURE
3. MAN
4. LUKE - THE CALF
5. OPEN SKY
6. HEAVEN'S BRIGHT SUN
7. FRIENDSHIP'S DOOR
8. JIGS
--------------------------------------
1. LINDISFARNE
2. INSIDE MY HEART
3. ANGEL OF GOD
4. WAVE AFTER WAVE
5. SONG OF ASCENT PART 1
6. SONG OF ASCENT PART 2
7. SONG OF ASCENT PART 3
8. CASTLERIGG
9. REELS
--------------------------------------
1. IRISH DAY
2. BI-SE I MO SHUIL PART 2
--------------------------------------
3. WHEN I SURVEY

BGM:ルナサ「OTHERWORLD」

ライブ終了後は、打ち上げ会場へ。音楽評論家、関係者の皆さんと楽しく飲みました。12時くらいに居酒屋をおいだされてバーへいき、そこでまたトロイのマジックがはじまってしまいました。とにかく延々とやりつづけ(ネタがいくつあるんだ?)バーの人にまでやってみせて、大ウケにうけてました。

この時点で私もやっと(本当にやっと!です)デイヴとゆっくり話ができて今後のこととか相談することができました。早ければ今年後半から次のアルバムの制作にはいるそうです。またぜひ来日公演を、できれば今度は大阪とかでもやりたいね、という話になりました。(できるんだろうか・・・赤字になるだろうなぁ!)

また今年は初期の3枚のアルバムにボーナストラックをつけたボックスの企画もあるのだそうです。そのへんのところはまた正式に決りしだいこちらで発表していきます。

デイヴは本当に優しい素敵な人です。あの感じがバンドをまとめているとしか思えません。とにかくバンドメンバー全員、このツアーの成功をとても喜んでくれて、また必ず一緒にやろうと約束しました。

「いや〜本当に最初にデイヴが、私を信じてくれて、私にまかせてくれたから出来たのよ」とバンドのメンバーに言うとトロイはジョークで「そりゃー彼が何もできないからさ!」と冗談を言ってましたが、本当にトロイもうれしそうでした。いや〜いいですね!ロックバンドは!

そしていよいよバーも閉店で追い出されると「そうだ!私の部屋に楽屋の残りのビールがたくさんあるよ!」と思い付き(この日は翌朝が早いのと楽屋の荷物を入れるため自分でもホテルの部屋をとっていた)さっそく6人で、狭いホテルの部屋に場所をかえて楽屋のあまりビールを飲みはじめました。

そしてなんとも素敵なことにデイヴはアコースティックギターを、トロイはホイッスルを持ってきて、夜通し演奏してくれました。デイヴはHERE COMES THE SUNを自分でアレンジしたものをひいてましたが、コード感覚といい、なんといい素晴らしいセンスの持ち主だなぁ、と改めて感激しました。それからクラナドのヴァージョンのCoinleach Ghlas an Fhomair(セカンドの3曲目です)の演奏はうれしかったなぁ。やっぱりデイヴもあの曲好きなんですね!

トロイは最初はホイッスルを演奏していましたが、最後にはデイヴにブルースを演奏させて、「I WAS BORN IN WEST  CUMBRIA〜」とデタラメの歌を歌いながらすごい盛り上がってました。皆で歌詞があまりにおかしいので、ギャハギャハ笑いすごい騒ぎになりました。

そして最後にはなぜか全員でベットの上でカードをやりはじめ、私はさんざん負けちゃいましたが、デイヴが割りと強かったように記憶してます。とはいえ、この頃になると連日ほとんど寝ないで仕事しているせいもあり、意識ももうろうとしはじめます。しかし寝るのがもったいないし、とにかく皆で名残り惜しむようにずっと起きてました。

そんなわけで朝7時に予定していた通りヴァンが到着すると一睡もしないまま皆、部屋にいったん戻りパッキングをしてロビーへおりてきました。そして、そのまま、パワーダウンすることなく(すごい連中!)ギャイギャイさわぎながら、成田へ。

デイヴとトロイはアムテルダム経由でリーズ空港へ、フィルとガレスはアムステルダム経由ロンドンへ。ジョアンヌはロンドンの後、さらにベルファーストまで飛ばないといけません。一番楽なのがフランクでオランダ在住の彼はアムステルダムまで直行便です。全員それぞれの家に戻っていきました。

と、まぁこんなわけで、レポートを終えたいと思います。私もそんなわけで昨日から全然寝てません(笑)。

しかし、また思いいれのあるバンドと一緒に仕事ができて本当にうれしいことこの上ありません。なにせ零細レーベル制作のプロモーション目的のコンサートですから、いろいろ不備もあり、お客様をはじめ外部スタッフの皆さんには本当に迷惑をかけっぱなしです。とはいえ、逆にいろいろ予算をかけると、今度はライブ自体が成立しなくなっちゃうので、周りに迷惑をかけながらでも、とにかくやり続けていくしかないんですが。今後ともこれにこりず、ぜひぜひよろしくお願いいたします。

今回の来日についてお客さんから励ましのメールをたくさんいただきましたが、本当に今回の来日を決めたのもお客さん(CDが売れたから呼ぶことにした)、二日目の演奏の感動的なマジックも、お客さんが導いてくれたものです。本来ならこちらからお礼を言わなくてはいけないません。本当にありがとうございました。道を歩いていても言葉が通じないようなこの国で自分たちの音楽がこれだけ受け入れられている事を知って、この日本ツアーが彼等の今後の活動の励みになることは間違いありません。

またこの場を借りてお世話になった方々にお礼をもうしあげたいと思います。

まず舞台を制作してくださった海老原さん、楽器を手伝ってくださったレオ・ミュージックさん、トランポのサンプラントさん、お世話になりました。特に海老原さんはステージまわりばかりではなく未熟な私の精神面もささえてくださいました。海老原さんがいるから、安心してられました。またよろしくお願いいたします。そして会場をこころよく貸して下さったON AIR WEST田村さん、南青山マンダラ小倉さん、またよろしくお願いいたします。プロモーション/チケット/現場を手伝ってくださったkasaya.comの宮武さん、トリニティミュージックの吉田さん&露木さん、ケルティック・ミュージック・オン・ラインの藤田さん、招聘を手伝ってくださったプランクトンさん(井内くん、安藤さん、忙しい中現場も来てくれて本当にありがとう)、応援団長ライターの内田さん、マンダラでの司会をこころよくひきうけてくださった五十嵐さん、Alliance Music のデイヴィット、SGOのスチュワート、HIS ロンドン&フランクフルト、チケット販売で協力いただいたディスクユニオンさん、ワールドディスク中島さん、キャンペーンを協力していただいたHMV横浜の対馬さん、ヴァージンメガストア新宿の曲谷地さん、ありがとうございました。そしてTHE MUSIC PLANTのスタッフの笠井&前原にも、ありがとう。おつかれ様でした。

そして最後にこのツアーの制作をまかせてくれたアイオナのメンバーに最大級のTHANK YOUをおくりたいと思います。この日本ツアーは彼等にとって決して条件のいいものではなかった。でも皆本当によくがんばりました。特にリーダーのデイヴ・ベインブリッジには、感謝の言葉もありません。デイヴ、本当にありがとう。

EXTRA SPECIAL THANKS TO DAVE BAINBRIDGE.



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来日公演応援スペシャル企画
デイヴ・ベインブリッジ来日直前インタビュー応援メッセージ:ミュージシャン/心斎橋kasaya.com 代表 宮武和広 応援メッセージ:コンポーザー&アレンジャー 光田康典 応援メッセージ:ケルティックミュージックオンライン 藤田敏幸応援メッセージ:THE MUSIC PLANT 野崎洋子

来日公演終了後の企画
デイヴ・ベインブリッジ、ライターの内田哲雄氏によるインタビューツアーレポートライブ・レビュー

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