KENSO 「セカンド」
レコード番号:PA2504
レーベル:PATHOGRAPH
定価:税抜2381円
ライナー:難波弘之 他
オリジナルリリースは、1982年12月、自主制作で1,000枚プレスされた。 発売当初から高い評価を得、海外でも専門誌にとりあげられた、いわば 彼等の出世作である。特に1曲目「空に光る」は、大きな評判となった。
93年にキングレコードよりCDで再発された「2」のライナーには、 精神科医の安藤氏がこんな文章を寄せている。
「発表当時、やはりこの曲は大きな評判を呼んだ。同時代にこんな曲を 創れる音楽家がいることを知って、勇気づけられた聴き手は多かったはずである。 この作品は、音楽の向こう側に、音以外の”別世界”を覗かせる次元にまで、 高みに昇りつめている。私は初めてこの曲を聴いた時,閃光が見えるような、 身体が浮遊するような、一種眩暈にも似た感動を覚えた。 一生の内に、音楽から、聴覚以外の知覚領域までまたがって影響を受けてしまうこと など、 めったにあることではない。(中略) これだけのものを自主制作盤で作り上げた事実は驚異である。如何に清水氏の表現欲 求が 強く、先鋭化されていたかは、内容をみていただければ、納得できるはずである。」
そんな「2」の再発は多くのファン、特に「夢の丘」以降、更に「エソプトロン」以降
kensoの音楽に魅了され、「2」を探したが見つからないと嘆いていた 比較的新しいファンにとって待望のものであろう。
また、ロスアンジェルスで生kensoにうちのめされた海外のリスナーにとっても同様に違い無い。
今回の再発にあたって、リマスタリングは当然だが、ファン垂涎のボーナストラックが2曲収録されている。
1曲は、サードアルバムに収められていた「Power of the glory 」のライブテイク。
kensoは多くのライブアルバムをリリースしているが、この曲全曲のライブテイクは初めての収録。
(メドレーの一部としては収録されている)
もう1曲は、かつてリーダー清水氏がグループの目標としていたPFMの名曲「Four
holes in the ground」 のライブテイクだ。
これを聴いてみたかったファンは多いはずだ。
また、ライナーノートには、難波弘之氏を始めとするプログレ人たちが、当時どんな思いでこのアルバムを聴いたかが寄せられ、更に音楽誌のレビューも載せられている。 そこからはkensoの歩みのみならず、80年代初頭のロックシーンが浮かび上がってくるであろう。
そんなkenso初期の名盤「2」が、2002年6月に再発される。発売日は30日だが、6月26日のライブでの先行発売が予定されている。
収録曲とメンバーは以下のとおり
空に光る/麻酔part1/麻酔part2/氷島/ブランド指向/はるかなる地へ/
内部への月影/さよならプログレ
/ (ボーナストラック:パワーオブザグローリー、Four holes in the ground)
清水義央(g、key)/牧内淳(key)/矢島史郎(flute)/松元公良(bass)/山本
治彦(ds)
ボーナストラックはkey:小口健一/佐橋俊彦
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