それは変化であり不変でもある
ケンソー8作目のスタジオ盤、ついに完成!
「うつろいゆくもの」
ドラマーの小森啓資参加後、初のスタジオ作品となる。
メンバー全員が作曲で参加するなど、バンドとしての充実ぶりが感じられる意欲作だ。
「名実ともに日本を代表するプログレッシヴ・ロック・バンド、KENSO4年ぶりの新作。
衝動回帰の「エソプトロン」('99)、幻惑多彩の「天鵞絨症綺譚」('02)を経た彼らが、
新ドラマーの小森という新たな血を得て一丸となり到達した、未踏の地平が存分に示されている。
小品がおり重なって全体のイメージを形成していく手法は前作に近いのだが、
特筆すべきは楽曲の凝縮度と躍動感。
本来15〜20分の曲が4〜5分に圧縮されたかの如き、目眩く切り返しのダイナミズムは全編に貫かれ、
KENSO史上最も複雑緻密な印象すらある。
それでいて前作よりも手触りは柔らかく、日本的叙情もクラシカルな構築性も飲み込んだ、
爽快で暖かい音世界は正に唯一無比。
リーダー清水はもちろん、メンバー全員が、各人の個性とKENSOらしさに満ちた楽曲を提供し、
トラッド風味(Voも!)等アクセント込みのバランスも申し分無い。
エポックという点では「セカンド」「夢の丘」と並び、新たなる代表作たり得る一枚である」
(中島俊也/ユーロロックプレス)
なおユーロロックプレス(Vol.30)で、リーダー清水義央の執筆の曲目解説を読むことができます。
1:痛ましき晦冥 作曲・清水義央
2:あの頃モビーディックと 作曲・清水義央
3:そこはまあそこはかとなく 作曲・清水義央
4:Rhyme-stone in Cotswolds 作曲・光田健一
5:ウブド寝入りばな幻聴 作曲・清水義央
6:シヅカへの扉 作曲・清水義央
7:木霊の舞う情景 作曲・小森啓資
8:A Single Moment Of Life 作曲・三枝俊治
9:GOS 作曲・小口健一
10:わくわくリーバレー 作曲・清水義央
11::蠱惑島に歌は 作曲・清水義央 作詞・川島桂子
12::三つ縄6/8 作曲・清水義央
13:風の中の菲林 作曲・清水義央
14:暁に楽師が 作曲・清水義央
15:コドン1 作曲・小森啓資、川島桂子、小口健一 作詞・川島桂子
16:コドン3 作曲・小森啓資、川島桂子、光田健一 作詞・川島桂子
17:コドン2 作曲・小森啓資、川島桂子、清水義央 作詞・川島桂子
CD番号:KICS1269
発売日:2006年9月21日
販売:キングレコード