スヴェング 〜ハーモニカ・カルテット〜 
 
スヴェングは、ハーモニカ・バンドの新しい形!  

ハーモニカだけで、バルカンものから北欧トラッド、フィンランド・タンゴ、
哀愁のロシアン・トラッド、宮崎アニメの主題歌まで、ありとあらゆる音楽を演奏してしまうスヴェング。
スラヴ系のメランコリィが、フィンランドや北欧の民族音楽の伝統にとけあった独自の世界は、 
聴くものすべてを魅了してやまない。 

名門シベリウス・アカデミーを基盤とし5年前に結成。
2人のソリストに加え、ハーモネッタと低音ハーモニカによるグルーヴィなリズムも聴きどころ。 
スウイングするこの音楽は、すでにドイツ、フランス、オランダ、ベルギー、オーストリア、ハンガリー、
アメリカ等で大好評を得ている。 
また地元フィンランドの名門フェスティバル、カウスティネン・フォーク・フェスティバルは
彼等を2005年のベストバンドに選出し、2007年は世界最大のワールドミュージックのショーケースWOMEXに
フィンランド代表として出演した。

日本では07年5月に初来日を果たし大好評を博す。 
2008年9月、新作「ヤルゥータ〜気楽にいこうぜ」をひっさげて2度目の来日が決定!

スヴェングというバンド名は、実はデタラメで、フィンランド語でもなければ何語でもない。 
実際スウェーデン語で「ターン(Uターンのターン)」という意味があるらしいが、これは偶然の産物だ。
またIKEAは、とっても素敵な「スヴェング」という名前の帽子ラックを発売しているらしいけど、 
それはナイスなお世辞だとバンドでは思っている。 

実際のストーリーは、こうだ。 

シベリウス・アカデミーで、ヨーコ先生は何人かのハーモニカの生徒をかかえていたが、 
ある時授業でハーモニカのアンサンブルを作ってみようということになった。
ヨーコはいつも生徒に対して熱心にサポートを与える良い先生だったが、 
ある日生徒たちのアンサンブルがあまりにひどい事に呆れて 
「お前ら、これじゃスウィングじゃなくて、スヴェングだよ」と言った。 

この「スヴェング」という言葉が何人かの生徒の頭の中に残ることになる。 

バンド自体は、エーロ・Tの2度目の卒業制作を機会に結成された。
卒業制作は、インプロと自身の作品についての論文であったが、 
エーロはすでにルーマニアのフォークミュージックとハーモニカについてある程度のアイディアをまとめていた。 
ヨーコは、エーロ・Tの先生として彼に完全なハーモニカだけのアンサンブル用の曲を書いてみてはと提案し、
かつ彼自身もハーモニカ奏者として、そのアイディアを手伝うことにした。 

シベリウス・アカデミーにおける次なる優秀なハーモニカ奏者として選ばれたのがエーロ・Gだ。 
そして次に必要だったのが低音パートを演奏する奏者だったのだが、まずヨウコは、 
有名なアコーディオン奏者であるキッモにその役割を依頼しようと思った。 
が、キッモはこの時点であまりにも有名になりすぎていたため、キッモの推薦でパシに白羽の矢があたったというわけだ。 

そしてリハーサルが始まった。 
 
エーロ・Tは、すぐに数曲を書き上げ、12の新曲が準備された。
そしてルーマニア組曲もリハーサルされ、 これが30分にもおよぶ大曲となり、
その中で限界におよぶスピードに挑戦することもバンドによって試されている。 

4人で一緒に演奏することに無情の喜びをえたメンバーはエーロ・Tの卒業試験が終わった後も、
そのままバンドを続けることに決め、ここにスヴェングが誕生した。 

最初のアルバムを作ってみようと思った時に、バンドにはすでに充分なレパートリーがあった。 
2003年、ラッキーにもフランスとベルギーからツアーのオファーがあり、 
そのツアーをこなすことによってバンド内の結束力はますます高まることになる。

実際、真面目に考えてみれば、パーカションやリズム楽器なしで
これだけのグルーヴを出せるバンドというのも珍しいと思う。
実際、つば、吹くこと、吸うこと、汗、たちの悪いジョーク・・・それぞれの開発の道のりは長い。 

僕らは次のアルバムへむけての作曲活動やリハーサルも頑張っている。 
そして僕らのバンドが、電気などの効果なしでさらに興味深く受け入れられるように、 
そのサウンドを開発し続けているのだ。 

僕らを聞きに来てくれた人たちが「すごく良かった」と言ってくれたり 
「こんなの今まで聴いたことがなかったわ」と言ってくれるのを聞くと、 
僕らは僕らの進んできた路が間違ってないことを強く実感するのだ。 

パシ(ベース・ハーモニカ奏者) 

 


 
 
エーロ・トゥルカ
(クロマチック、ダイアトニック・ハーモニカ)

エーロは、ヨーコ・クッハラの弟子で、 
バンドの創始者でもありバンドのほとんどのレパートリーを作曲している。 
彼はありとあらゆるフォークミュージックに精通していて、 
多くのエスニック楽器を演奏するマルチ・インストメンタリストだ。 
の収集力もものすごく、レパートリーの中には、
彼の友達のお父さんががロシアとフィンランドの戦争時代に
ロシア側の陣地から聴こえてきたメロディという楽曲もある。
ロシア側でその曲をレコーディングした人は 今のところ見つかっていないそうだ。

シンガーとしての腕前も相当なものでモンゴルの咽歌までできる。 
バンド唯一の独身者で、ツアー中も女の子をさがすことに努力を惜しまない。
翌朝コンサートプロモーターたちは移動する時間になってもあらわれない
エーロをさがしパニックになるはめになる。
(これについては本人はマネージャーのデマだ、と否定している)

ジプシーカルチャーが大好きで、フィンランドのジプシー音楽に精通している他、
タラフ・ドゥ・ハイドゥークスの大ファンでもある。
2006年にシベリウス・アカデミーを卒業してからは多くのバンドに参加し、
ツアーやレコーディングに余念がない。

<素顔のエーロ:とっても男らしくてはっきりした性格。ミュージシャンというよりスポーツ選手みたい。ご飯も一番良く食べる。なぜか旅の荷物が異様に少ない。私も自分は少ない方だと思うんだけど、エーロの場合本当に本当に異常に少なくてびっくりしてしまう。>
 

エーロ・グルンドストルム
(クロマチック、ダイアトニック・ハーモニカ)

エーロ・G、通常ゲェーロも、マルチ楽器奏者であり
インプロを得意とする優れたミュージシャン。 
フィランド発の多くのバンドのレコーディングにも参加している。
メンバーの中で一番若い彼は、掛け値無しに一番女性にもてる。
北欧では赤毛には魔女がやどるとされるから、
彼の赤毛がもてる理由だろうとマネージャーは分析する。
またバンド1の批評家であり、世界でおこるありとあらゆる事や政治の事について
ゲェーロの心配がたえることはない。 
彼はいつも自分自身の確固たる意見を持ち、
バンドの連中にそれをお行儀よく話して聞かせることもある。
写真が趣味でスヴェングのホームページには
彼がツアー中に撮影した膨大な数の写真がアップされているが、
そのほとんどがなぜか食べ物の写真だ。
熊のぬいぐるみのヒルパを連れて旅をしているのだが、
あまりにたくさんのキスとハグで、ヒルパはボロボロだ。
犬の鳴きまねがうまく、ハーモニカを吹きながらワンワン吠えることができる。

<素顔のゲェーロ:エーロが2人いることからバンド内ではゲェーロと呼ばれている。ものすごい天然で、演奏している時以外は、完全にどこか抜けているところがある根っからのアーティストタイプ。熊のヒルパを連れて旅をしている。ピアノの腕も天才的で、次にどんな音が飛び出すのか全く予測不可能なとてもユニークなプレイヤー>
 

ヨーコ・クッハラ
(ハーモネッタ、クロマチック、ダイアトニック・ハーモニカ)

ヨーコは、シベリウス・アカデミーのフォーク・デパートメントにおける
ハーモニカ、インプロ、バンド運営を教える教授で、
現在確認されている世界でただ1人のハーモニカ博士である。
ユーモアの研究も熱心で、ステージでのおしゃべり担当のヨウコは、
いかに面白いことが言えるか、いつも考えをめぐらせている。 
ステージ上のメンバーには全員ビシッとスーツを着せ、
ジェラルミンのお揃いのハーモニカケースを持って登場させるなど
バンドのコンセプト作りもバッチリだ。
ステージ上の自分自身のコンセプトは「下品な成り金趣味」で、
ステージにあがる時だけ金ぴかの時計と赤や緑色のガラス玉のついた
大きくてチープな金の指輪をしている。
ステージからヘンな音(例えばトランペットとか、フィドルとか)が
聞こえてきた時、それはたいていヨーコによるもので、
ハーモニカを吹くあらゆるテクニックに精通している事がうかがえる。

<素顔のヨーコ先生:ヨーコはちょっと神経質かな、と思ったら、全然そんなことはなくって、普段は割とおちゃめな感じでいるんだけれど、いざという時に本領を発揮する天才肌の優等生ミュージシャン。ハートがあってある意味スヴェングの中で一番可愛い性格かも。二人のエーロの先生だったヨーコは二人にはもう何も教えることがない、といいながらも、時々先生らしく指示を飛ばす。そこがまた格好いい>

パシ・レイノ(ベース・ハーモニカ)

パシはバンドの年長者で、多くのハーモニカプレイヤーから尊敬される存在。 
ハーモニカバンドのヨーロッパ・チャンピオンシップを獲得した
ライモ・シールキィアというハーモニカ・カルテットに参加し
80年代から90年代の前半にかけて大活躍をしていた。 
大きなベース・ハーモニカにかくれて、 ステージ上ではほとんど顔が見えない彼だが、
ハーモニカの後ろではバンド最高の営業スマイルをしているんだよと主張する。 
パシは自分が一番バンドの中でもてていると思っているが、 
実はパシによってくるのはいつも高齢のおば様方だけで、
若い女性は皆ゲェーロの方が好きみたいだ。
パシの 二人のティーン・エイジャーの娘はサーカスに夢中で
お父さんのコンサートに来てくれないから
パシはいつも寂しい思いをしている。 
趣味は料理でアジア料理が得意だそう。

<素顔のパシ:パシはほんとーーーーに優しい性格。この優しさはハウホイのモーテンに匹敵するくらい。ウチのアーティスト蓮の中でもトップクラスと言えるだろう。仕事の現場における全体を把握する観察力も素晴らしく、日本にいてもその場の誰が重要なのか、まるで日本人みたいに分かってくれる。こういう人と仕事をすると非常にこちらは心強い>

ヒルパ(メス、6歳)

ヒルパはまだ6歳なのにも関わらずボロボロでオリジナルの毛並み(茶色い部分)はほとんど残っていない。まるでウォッシングマシーンでがんがん洗ったようになってしまっているが、ゲェーロによるとそんなひどいことはしていないという。あまりに抱きしめたりキスしたりしていたら、こうなってしまったそうだ。

普段はコンサート会場にはあらわれないが、会場にドラムセットがあるとドラムを叩く。



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