Saturday 23 Nov 2003
やってきました。ビルとナンシー、そしてジェイムス。ルフトハンザ航空で、ビルはマンチェスターから、ナンシーとジェイムスはロンドンからの到着です。ジェイムスとナンシーは、もう元気満々! ビルはちょっとお疲れの様子。
さっそくヴァンで都内のホテルへ移動。土曜日の渋谷はすごい人で、3人ともびっくり。ジェイムスは、さっそくビデオカメラで撮影を開始。ほんと、はじめての来日組みは、何をみてもめずらしがってくれて、すごくこちらもうれしくなります。
ホテルの準備ができるまで、近くのフレンチカフェで、お茶をしながら、3人とも日本語の練習。
3人でビルの旦那様がプリントアウトしてくれた、基本的日本語をチェック。ちなみにジェイムスは、すでに日本に来る前に「コンサートに来てくれてありがとう」というのだけは、しっかり覚えていて明日のライブで言うのを楽しみにしてました。
しばらく休んだ後、夜は、近くの居酒屋さんで、食事。
お鍋の写真とナンシーのソロカットは、ジェイムス撮影。わたしのデジタルカメラがすっかり気に入った様子。3人とも、お刺身など日本食が大好き。特にジェイムスは鍋が気に入ったらしく、たくさん食べていました。ビルちゃんは、まだまだお疲れの様子でしたが、一晩寝れば大丈夫でしょう。さーて、いよいよ明日は、コンサートです。
Sunday 24 Nov 2003
というわけで初日です。午後3時くらいまでフリーだったのですが、ナンシーとジェイムスは、昨日教えてあげた東急ハンズを満喫した様子。どうやらシャイなビルは、英語が通じないことが恐くて、一人でスターバックスに入ることもできず、セブンイレブンでサンドイッチを買ったのだそうです・・か、かわいそう!!? スターバックスに入ったとたん「ここでは英語が通じない!?」と感じだのだそうです。でも、楽屋にフルーツをたくさん入れてあげておいたら、よろこんで食べてました。
ビルのしっとりとしたステージ。感動的でしたね。
お花をもらって、うれしそう。
しかし、マンダラの会場の雰囲気に、ビルは、すごくあってたなぁ。
ピアノも素敵だったし。次回も、ここでやりたいものです。
こっちは、圧巻ナンシーとジェイムスのステージ。もう余裕のよっちゃん!っという感じで、すごいテクニックなのに、軽々とやってみせるからすごい。そして、すごい事をやりながらも、二人のラブラブな感じが出てて、良かったですねぇ。しかし、ウマイ。ジェイムスの歌も感動的でした。今や中年のおじさんシンガーでも、こんなにジジくさく歌う人はいません。いやーーーーすごい!!
この日の打ち上げは、焼肉。ジェイムスが張り切って焼きます。ジェイムスは優しくて、ナンシーとビルの海老の殻を向いてあげたりもしています。また、この日おもしろかったのは、BGMに80年代ロックがかかっていて「おぉ!!これこそ僕の音楽だ!」とおおはしゃぎ。フォリナーや、Jガイルズバンド、プリテンダーズに、大御機嫌でした。ちなみにはじめてナンシーとジェイムスが一緒に演奏した曲は、ナンシーが北イングランドの伝統曲を演奏し、それにジェイムスがティアーズ・フォー・フィアーズのバッキングをつけたのだそうです?! うーん、すごすぎる。
この日は、ビルは先にホテルに戻りましたが、ナンシーとジェイムス、私の3人で近くのバーへ飲みにいきました。フルックのエドとジョン・ジョーの笑える話でお腹がよじれるほど笑わせてもらいました。あの二人はネタがつきないからなぁー!! しかし、ジェイムス優しいんですよ。ナンシーは、ステージでダンスを披露するのは、まだこの数カ月なのだそうですが、「今日はうまく踊れなかったわ」というナンシーにジェイムスが「そんな事ないよ、素晴らしかったよ」と慰める。あの〜、わたしもここにいるんですけど?! みたいな感じです。しかし、この二人みていると、10代後半で知り合って、音楽でむすびついて、なんかアルタンのマレードとフランキーも、こんな感じだったのかな、ってちょっと思いました。
ナンシーは、すごく落ち着いていて、一番若いのに、一番しっかりしている、って感じ。ちょっとアルタンのマレードっぽい、というとほめすぎでしょうか。近くでみるとすごく美人で、すごく素敵でした。
Monday 25 Nov 2003
この日、マンダラのピアノで、早めに練習したい、というビルちゃんは、一足先に会場へ。途中、オリエンタルバザールで、絵ハガキを買って、会場に向かいました。
夕方、ジェイムスは「昨日の夜はちっとも眠れなかった」と、すごく不機嫌な感じでホテルのロビーに降りてきました。本当は今日は明治神宮へ行くつもりだったのが、行けなかったので、残念そうです。
バックステージの様子。セットリストを検討するナンシーとジェイムス。
実は何を演奏するか、すごく揉めて、険悪な空気(笑)
ビルちゃんは、日本語を練習。「わたしの名前はビル・ジョーンズです。ほんとの名前はベリンダです。北イングランドから来ました。この曲も北イングランドからきました。この曲は、<フィッシャーボーイ>です。」というのを言えるようになりました。
この日のビルは、ほんとうによかったですね。ちょっとわたしも涙がでました。
さて、一方の不機嫌なジェイムス。しかし、ステージにあがれば、なんとこのとおり。
ものすごいステージでした!!!!!
二人とも、楽屋であんな感じだったのに、一旦ステージにあがるとラブラブだから不思議です(笑)
いやーこの日も感動的でした。個人的には、この日の出来が3日間の中では、ベストかなぁ。
特に二人がアカペラでやったアンコールの一曲めは、よかったですね。
ビルちゃんのキャロルもよかったし。
Tuesday 26 Nov 2003
新幹線にて移動。この日の富士山は、日本人のわたしが見ても記録的な綺麗さでした。
ライターの白石さんに教えられてテルテル坊主を作っていたジェイムス。
晴れてよかったねぇ! ビデオで熱写。
サウンドチェック前にポストカードを、せっせと書くビル。
そして名古屋でのステージ。
この日、ビルは、はじめてのホイッスル演奏もありで、ノリノリでした。
左は、なんか可愛いビルの手書きのセットリスト。
ますますパワフルなナンシーとジェイムス。
名古屋の打ち上げでは、手羽先を堪能。お刺身に再び喜ぶジェイムスとナンシー。
名古屋でコンサートを主催をしてくださった今井さん、ありがとうございました。
名古屋でコンサートができるのは、ほんとうに今井さんのおかげです。
またよろしくお願いいたします。
凄いっ!めちゃめちゃかっこええっ!!
〜予想を越え、想像を絶した名古屋の夜〜〜
11月27日、午前0時45分、名古屋から最終の新幹線で帰ってきました。
そう、ビル・ジョーンズとナンシー・カー&ジェイムス・フェーガンのライヴから・・・
1ヶ月前から前売り券を眺め、
その日のくるのを指折り数えていた、名古屋の夜。
午後の仕事を早めに切り上げ、
新幹線に飛び乗り一路名古屋へ・・・行ったかいがありました!
まずは、ビル・ジョーンズさん。
プラントさんの「可憐な歌声とは裏腹に、
頑固なまでに芯の通った独自の世界感を持つアーティスト」
という紹介文に誘われ、「パンチ・ポーラン」を聴いてみて、
「おっ!ええやん!」と思っていたのですが、
生で聴くと、これがまたいいっ!
その「可憐な声」がからだに伝わりこころに響いてくるんですよね。
英語の歌詞で、意味はよーわからん(笑)
でも、その歌声から、楽しさや嬉しさ、
時には、悲しさや郷愁などなどをからだが感じ、
そして、こころが震える・・・
もちろん、歌詞の意味あるいは内容と見当ハズレな感じ方をしてるかもしれない。
でも、「それでもええやん!おれはそう感じるねんから・・・」
って、オーディエンスの自由な(勝手な・笑)解釈を許してくれるような、
そんな広がりのある世界を、ビルさんの歌声から感じました。
いや〜、いきなり予想を裏切る、嬉しい誤算(笑)
で・・・じつは、フィドラー超初心者であるぼくのお目当ては、
ナンシー&ジェイムス!
なんせ、プラントさんの「絶対買って損なし! 」という言葉を信じて
「STARRY GAZY PIE 」を購入後、
3日間聴き続けたんですから・・・マジで。
もちろん、新譜の「ビトウィーン・ザ・ダーク・アンド・ライト」 も・・・
だから、めっちゃ期待してたんです・・・
で、実際・・・いや〜、もう、なんていうか・・・
とにかくぶっ飛びました!
ナンシーさんのキレがありかつ深みのあるフィドルに
清らかかつ迫力あるヴォーカル。
さらに、それに、ステップダンスが加わって・・・嗚呼、絶句!
そして、ジェイムスさんの前面にでつつもナンシーさん
のフィドルを見事にバックアップするブズーキの確かな演奏・・・
口はあんぐり、心はレッツ・ダンシング!・・・状態(笑)
とにかく、想像をは〜るかに越えた、
もの凄いコンビネーション。
見つめ合う目と目、響きあう音と音・・・
「私達はある意味で、とてもゆっくりと燃えていくタイプなのですから」
とナンシーが語っているように、
「太く短く」でも「細く長く」でもない燃え方、
彼と彼女らにしかできない独自のスタイル、
そして、そこから紡ぎだされる彼と彼女の音楽・・・
あまりにもカッコよすぎて、
ありきたりの「カッコエエッ!」という表現しかできない、
そして、「うん、それだけでええやんっ!」と思わせてくれた演奏でした。
さらに、ライヴ終了後は、なんと・・・
ビル・ジョーンズさんの時から何度か目があってた(と勝手に
思ってた?笑)ジェイムスさんから
「Thank you!」と声をかけてもらったんで、即座に
(以下、スペル&文法が間違ってたら笑ってください)、
「Sign,Please!」
「Oh!Off Course!」
「 I love your CD's!Wonderful&Great!I am starting to play
fiddle.One month ago・・・・」
「Oh!Nacy!He is・・・」
ってことで、お二人に2枚のCDのジャケットにサインをもらい、
ナンシーさんとツーショット&お二人にはさまれて写真を!
さらに・・・
「I Have a Question・・・You,bowing,grip・・・How?」
なーんてボディランゲージを駆使しながら
わけのわからん英語(単語・笑)で聞くと、
ペンをもって、「あのね、こうしてね・・・(英語で・笑)」
と教えてくれました。
だいたいわかったんですが、
細かい点は聞き取れず、
改めて「英語しなくっちゃ」って思いました(笑)
ってことで、だらだら書きなぐりましたが、
言いたかったことはただ一言・・・「ありがとうございました!」
で、あと、来年3月、グラーダは大阪には来ないんですか?
これまたCDが気に入ったんでぜひ、と思っているんですが・・・
ということで、今後も素適なライヴをプロデュースしてください。
ではでは・・・
Wednesday 27 Nov 2003
というわけで、名古屋空港まで今井さんに送っていただき、3人とも無事に帰国。
おつかれさま、また来てね〜!!!
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ビル・ジョーンズ
ナンシー・カー&ジェイムス・フェーガン