| CELTIC CHRISTMAS 2006
12月7日 まずこの日はポール・ブレイディが時差ぼけ解消のためということで一日早く到着。もう私は前の晩から全然眠れず緊張の嵐。空港でポールを待つ。あぁ、この時間が長過ぎ。で、やっとポールが出て来た。茶色のプルオーバーを来て、疲れた様子だけど、ニコニコ御機嫌もよさそう。よ、良かった。で、つくなり前回到着時に機嫌が悪かった自分のことをネタにした自虐ギャグを言っていた。ちょっと、ホッ。 そんなこんなでホテルに到着。いっぷくしてランチを食べにでたいということになり近くのお寿司屋でランチ。ポールはすごく美味しいと言って喜んでくれる。お寿司はアナゴがお気に入りの様子。 その後、ポールは一旦部屋で休むという。この日の夕飯はプランクトンの恵子さんと夜7時ごろ近所のおいしい焼き鳥屋さんに行こうということになっていた。なので5時間くらい間があく私はいったんオフィスに戻ることに。 夕食の時間になってホテルのロビーに恵子さんと集合。3人ですごく楽しい時間でした。みんなが到着しちゃうと人数が多くなってゆっくり話をする時間なんてないからね。良かった、良かった。あとポールって本当に丁寧というか、なんというか、よごれたお皿とか片付けるのが大好き(あとで鍋奉行=コントロール・フリークという話になるんだけど)。いろんな話が出たけど、本当に面白かった。なんか本当に恵子さんも言ってたけど、ポールは他のアーティストとは存在感が違うって感じだ。 この日はそんなわけで到着日ということもあり11時くらいにはお開きに。ポールが部屋に戻っていったので、ちょうど恵子さんもいるしってんで、ダブリンを出て経由地コペンハーゲンにいるであろうルナサのケヴィンの携帯に電話。「いや〜、ダブリンが嵐で飛べなくって、まだダブリンだよ」とあいかわらずの冗談。とっても元気そう。恵子さんにも電話をかわり、明日空港で待っているよと電話を切る。明日も朝が早い。
12月8日 そんなわけで翌日ルナサ。今回は彼等のツアー前半がポールと重なりまったく彼等のケアができないから、空港に迎えにいくくらいはしてあげたいというわけ。どうぜポールは前日の疲れに加えてオーストラリアのインタビューで午前中、私は必要ないだろうし。 相手がルナサともなると私もユルんだもんで(笑)、絶対に出てくるまでに1時間かかるだろうと思っていたら、飛行機は早くつくし、彼等はなんと40分程度で出てくるわで、私が成田に到着する直前に、携帯がなりプランクトンのI君から「もう出てきましたよ」と連絡がある。ひぇーーーってなわけで、速攻で飛んでいくと、みんなとっても元気。良かった。良かった。4年ぶりのルナサ in Japan! もちろん彼等にはメンバー全員に「今回はポールにつくことになって、あなたたちのケアが前半は出来ないけど、ポールが帰ったら全部つくからね」とメールを入れてあったわけだけど、やっぱり心苦しい。ごめんね。でもケヴィンが到着するなり「ポールは大丈夫?」と聞いてきてくれたので、ちょっとホッ。あぁ、まったく自分が二人欲しい。しかしレーベルアーティストが同時に来日している私としては、うれしいんだけど、やっぱりやりにくい。 あいかわらず成田から都内に向かうバスの中でも元気な連中。ケヴィンはしゃべりっぱなし(笑)。ショーンも、トレヴァーも、ポール・ミーハンも元気。ポール・ミーハンは前回がマイクで同じホテルで同じホールでコンサートなので不思議な感じがすると言ってた。エンジニアのリッチーもあいかわらず。あぁ、やっぱりいいなぁ、ルナサは。なんかこう一番しっくりくるんだよなぁ。 ホテルに到着し、バスがホテルの前の駐車場に入るかなというところで、電話がなり(すごいタイミング)ポールから。「ちょうど良かった、今、成田から戻ってきたところよ」と。前の日に楽器屋がみたいと言っていたから「楽器屋に行きましょうよ、今、もうホテルだから」と言うと「いいね」ということに。朝のオーストラリアのインタビューもうまく行ったみたい。ルナサ一行は、まだホテルの部屋がチェックイン準備できていないということでI君につれられ寿司ランチへ行った様子。良かったねー。 ポールを待っていると、ポールは5分くらいして降りてきて、ご飯を食べようかという話なるけど、今すぐはいいや、って言うことになり(こういう時もポールは“お前は大丈夫か?”とかすごく気を使ってくれるのです)、じゃあ楽器屋エリアにすごくおいしいお蕎麦屋さんがあるから、楽器を少しみてそれからお蕎麦でも食べましょうか、ということに。うふふデートだわ、デート〜。 タクシーでも行けるわよと言ったんだけど、ポールは電車が試してみたいという。なので切符を買って電車に乗る。ホームであまりの人の多さと(平日の昼間だったのでそれほどでもなかったと思うんだけど)アナウンスが右から左から聞こえてくるあまりの煩さに御大は目をシロクロ(笑)。それでもこの状況を楽しんでいる様子。 お茶の水につくとギター屋に飛び込み、ピックを買う。で、ビンテージフォークギター屋さんにも入り、100万以上するギターを試してみる御大。 お茶の水のあとは電気街を見ようかということになり秋葉原へ。ポールって、ブーと一緒であんまり観光には熱心じゃないみたい。でもって「いいよ、とにかくお前が連れていきたいと思うところに連れていってくれよ」とか言ってくれる。秋葉原っていって電器屋さんが一杯あるところがあって、面白いからというと、ICレコーダーがほしいなぁと言う。無事にICレコーダーについては、ベストなものが購入できたと思う。
もう少し観光しましょうか、ということで、そこから浅草へタクシーで移動。浅草でもポールはお寺自体よりも仲見世のお店に感動してくれる。あぁいう狭いところにごちゃごちゃ、でも整然としている、みたいなところが日本だと理解しているみたい。
ちなみにポール先生が怒る東京の悪いところ。 (1)ゴミ箱がない。かといってブーやグレンみたいに道に平気で物を捨てることができない先生はいつもイライラ。
ホテルに戻ってポールは休憩。私もこの日からここに宿泊しているので自分も部屋でちょっと休んでいたら、I君から電話でティム・オブライエンが到着するから出迎えてやってくれないか、とのこと。下で待っていたらティム登場。とっても元気そう。 その後、1Fのロビーで、ポールを除く全員を集めてプロダクション・ミーティング。途中ダンサーや、ニューヨークから到着したルナサのキリアンを載せたバスも到着し、元気でみんなでミーティング。その後、ご飯へ。ポールも合流。ルナサのメンバーとも楽しくはなしをしてくれているようで、とりあえず良かった、良かった。 ダンサーのキャラなどは、お母さんがメイヨー出身と言うことで、同じくメイヨー出身のショーンとすごくハモってたみたい。たしかショーンはジーン・バトラーとも仲良しだったんじゃないかな。テーブルに座ってみれば、キャラ、ショーン(メイヨー・チーム)、トレヴァー、ポール(タイローン・チーム)、キリアン、ポール・ミーハン(アーマー・チーム)みたいな(笑) そんなわけで楽しく錦糸町の夜はふけていくのであった。 一軒目が終わって、恵子さんたちに「今日はもうこのまま外出せず寝るのよ」と念をおさえれてホテルに戻される。でも、もうちょっと飲みたい一行。「ルナサは時間は守るっていう自信があるから、もう一件くらいケイコに内緒でつれていってあげてもいいわよ」と言ったものの、「いや今日はもうこれで寝る」とすごくいい子のメンバー。えらい! あぁ、明日の音がでる瞬間が本当に楽しみ。
12月9日 ホテルの部屋は妙に乾燥しているし、どうもポールからの緊張の信号を自分が受け取ってしまうせいか、どうも夜は眠れない。 で、朝、ポールから朝ご飯に誘ってもらえるかなーと楽しみにしていたのに(笑)、ポールったら朝ご飯はティムと食べたんだって。残念!(笑)でもって、前日に「Willow Garden」の歌詞をメールしておくからプリントアウトしてくれないか、と言われていたので、まずはその作業。(でもさすがポール、リハーサルの時からもう歌詞は覚えたから大丈夫といってその歌詞カードを使うことはなかった)ツいでにCompassのギャリーからも「これをプリントしてポールに渡しておいてくれ」的書類が届いたので、その作業。それからポールは前回来日した時のセットリストも出しておいてくれという。前回と同じことはしたくないんだって。かっこいい! ホントすごい徹底している。 さて、私はミュージシャンと一緒にホテル住いだから楽だけど、ステージ制作のスタッフは早朝から会場の仕込みで大忙し。私もポールから電話があるまではこっちを手伝おうということで会場に行ってお手伝い。なんだかこのヘンになると記憶もあやふやなんだけど、確かルナサやキャラ/ジョン、ティムたちを会場へつれていったり、なんだりしているうちに時間がたったのかなぁ。 いずれにしてもルナサたちは、楽屋に入ると、I君が作ってくれたシチューやケータリングのお寿司にすごく喜んで元気に食べていた。ほんと彼等の食べっぷりは本当に気持ちがいい。写真は楽屋でのルナサの様子。
さて話をもとにもどして、ポールのサウンドチェック。とにかくピリピリと緊張が走るものの、スタッフみんな優秀で、すごくやりやすいとポールが言ってくれる。ひとまずホッ。音響スタッフの皆さん、本当にありがとう。 そして出演者全員での「Homes of Donegal」のリハーサル。きゃーーールナサがHomes〜をやっている!と思うだけで、超感動。すごすぎるよー、すごすぎるよー。
ルナサも、他のバンドとちょっと違うところがある。でもルナサの場合、そういうメンタル的なことではなくて、直前まで結構しつこく練習している事だ。もうあんなに出来上がっているのに!(笑)あんなに練習好きのアイリッシュバンドもいないよなぁと思うけど。でもある意味ステージにたつことは、ルナサにとっては自分たちの完璧なる音楽へ向けての作業のうちの一つでしかない。反対にポールの場合、なんというか、自分を追い込んでいってそしてステージで300%出すみたいなそんな作業なのだと思う。とにかく同じお客を相手にしているというのに、この違いは興味深い。 ピーター・バラカンさんのMCでステージが始まる。ルナサのステージがまずは40分ほど。その後ティム&ダークのステージ。休憩を挟んでポールの出演。
でもって終わったあとルナサの楽屋を訪ねて「今日は本当によかった、よかった」と言うと、ケヴィンが、「ねぇ、ヨーコ悪いんだけど、ピアノの下に落ちているあれ、拾ってくれないかなぁ」という。バカな私もすっかりダマされて、ピアノの下に潜ると後ろからお尻をぴしゃり! やられたーーーっっ。悔しすぎ!! なんとか彼等の帰国までにケヴィンにリベンジを考えたかったのだけど、けっきょく何もおもしろいことが考え付かなかった。本当に残念。しっかしやっぱりルナサは楽しいよなぁ。 終わったあとは近くの中華屋さんで打ち上げとなる。楽しい夜でした。打ち上げでライターの白石和良さんがまたもや全員にお土産を持ってきてくださる(いつもありがとうございます!)。そして白石さんが持って来たジョンストンズのCDのポールの古い写真にキャラが大ウケ。それをみてポールも楽しそう。ものすごく盛り上がりました。この日もメンバーはもう一件行きたがったけど、けっきょくお開きに。(というか私もポールが帰ったので、私も帰ったけど、若い連中で別に飲みにいってたかもしれない)
12月10日 この日、ルナサたちは11時にホテルを出て筑波へ。ポールの方も、どうしようかといいつつこの日は2時から取材なのでとっとと先に次のホテルに移動しようということになって、やはり11時にホテルをチェックアウト。ポールとタクシーに乗り、車が走り出しながらもタクシーの窓をあけてルナサたちに「ちゃんとケイの言うことをきいいていい子にしているのよ!」なんて叫ぶとポールは笑っていた。「私がいないはじめてのツアーだからとっても心配なのよね」なんて。でも、どうやら彼等は後からプランクトンのスタッフに聞いたところによると私がいない方がいい子にしているみたいなのであった。そんなもんよね、けっきょく(笑)。 それはさておき、天気もよくってなんだかすごくいい気分のポール。とりあえず初日があけてほっとしたのかも。 渋谷のホテルにチェックインし、お昼を食べて、この日は取材4本。単なる取材だというのに、ポールの集中度は凄まじい。取材前30分は一人になりたいって言って、本当に独りで部屋で瞑想していたそう。で、取材が始まったのだけど、頭の2本はポールも緊張していて、なんとか適格な答えをだそうとものすごく悩んでしまう。ほんと誰とは言わないけど取材中大あくびをしてしまうアーティストも多いってに。(かと思うと超マイペースで絵を書き出すアーティストとか/笑) あまり取材内容のことを話すとネタばれになるから書かないけど、もっとも印象的なことを一つ。今だにライヴはものすごく恐いんだって。で、すごく緊張してしまうんだって。それはパラシュートで崖から飛び下りるみたいなものだと言っていた。未だにパラシュートがいつ開くのか分からない。またどういう仕組みでパラシュートが開くのかも分からない。ただ開くと信じて飛び下りるだけだ、と。また本当に近しい人たちからは「もっと気楽にやればいいのに」って言われるんだって。でもこれが自分だから変えようがない、って。 取材も3本目くらいからは、すでに2度目の五十嵐さんだったこともあって、かなりポールもリラックスしてくれたみたいで、スターバックス行ってコーヒー買ってきてあげましょうか?というと、ニッコリ笑ってくれた。私がいなくても平気?と聞くと「いいからコーヒーを買ってきなさい」だって。 取材のあとはタワーレコードによって、自分のジョンストンズのCDをお買い上げ。なんと自分じゃ持ってなかったんだって。 取材が済むと、いったんホテルに戻り、ご飯へ。ポールが選んだアメリカの赤ワイン、美味しかったなぁ。しかしポール、取材は相当エネルギーを消耗するらしく、自分がうまく答えられていたかとか、なんであの人はこんな事を聞くのだろうとか、食事の時もずっとその話をしていた。 この日は割と早めに10時ちょい過ぎにはごろお開きに。ポールを送って、筑波から戻るルナサをホテルで待っていると、いいタイミングで10分後くらいにルナサたちも到着。ホテルのバーで、キリアン、ダンサーチーム、あとティムもいたかなぁ・・でしばらく飲む。これはこれで何となく雰囲気のいい静かな夜だった。
12月11日 この日はティムとダークのメインの公演の日。ルナサたちはセッションパーティに出演。ポールは朝またもやオーストラリアからの電話取材を1本こなした以外は完全オフ日。本当は鎌倉とかにつれていってあげたかったんだけど、近所がいいということに。(残念。さんざん下調べしたのに)朝、起きたら何時でもいいから電話してねと言ってあるのだけど、いつもポールは時差ぼけで早朝に起きたとしても部屋でラップトップ相手に仕事をしているみたいで(ポールって本当にメールのレスもすごく良いんですよ)、私に呼び出しがかかるのは、だいたい昼の11:00くらい。スターバックスで軽く朝ご飯。この日はオフの日だから僕が御馳走すると主張するポールに負けて御馳走してもらう。その後、前日移動中のタクシーから見た表参道に行きたいという事で、表参道にショッピングに行くことに。「電車だと5分、タクシーでも5分、歩いても20分くらいだけど」というとポールは歩きたいという。いつも毎日自分の家の裏山を2時間くらいかけて歩いているんだって。だからエクササイズが必要なんだって。 というわけで、天気もいいので、表参道にむかって二人で歩きだす。途中、プランクトンのオフィスに突然乱入。朝からオフィスで仕事をしていたHさんとSさんをビックりさせちゃいました。プランクトンのオフィスを出るとなぜか上空にはヘリコプターが6、7台ブンブンうなっている。いったいどうしたんだと思ったら、表参道近くで大火事があったらしく消防車の嵐。ポールと二人で歩道橋にのぼり写真撮影。どうやらかなり大きな火事だった様子。「さっきのヘリコプターは報道陣だな」とポール。
その後イッセイ・ミヤケに行って(良かった、ブーと前に来たことがあったから位置を正確に覚えてたわ)ポール先生、迷わずすごく高いシャツを購入。「ショッピングって気分がいいわよね。なんかこう何かをしたって実感があるわよね」なんて話をしつつ、ご機嫌のポール先生に、奥さんのメアリーは何を買うのが好きなの?と聞くと靴を買うのが好きなんだんって。さすがロック・スターの妻は違う!(って、この話、人に話していい?って言ったら、別にかまわないよだって/笑)でもいわゆるブランドものはあんまり買わないんだよっていうから、「趣味がいいのね」って言ったら、「そりゃーこの僕を選ぶだけのことはあるからね」だって。ハイ、ハイ(笑) でもここから「ロック・スター」というのが二人の合い言葉じゃないけど、そんなん事になり、ずっとこの後、ロック・スターはとか、ロック・スターがとか、言い合ってた。しかもスターじゃなくて、シュター。アイリッシュ・アクセントで言わないといけないので〜す。(ポールのHPにもこの事が書かれてあって、ちょっとうれしい) でもこの日の夕方くらいからポールは翌日のライブのことで頭がいっぱいになってきたらしく、もう緊張してきた、とか言うので、私もなんだか落ち着かなかった。 その後も、今度は国連の前とかを通りながらずっと歩いて渋谷に戻る。またタワーレコードにちらっと寄り、ポールはクラプトンの新譜、私は「あ、シド・バレットの追悼盤がこんなに安い!」と購入するべくレジに並んだらポールが一緒に払ってくれちゃった。いや〜ん、ポールに買ってもらうなら、もっとそれっぽいものにすれば良かった。 そんなこんなでポールのホテルヘ。ポールはしばし休憩。私は手があいたので会場に行くとちょうどルナサたちのサウンドチェック。みんな今日はスポーツクラブで元気に過ごしたらしい。ルナサは前回のツアーに引き続き渋谷についてはよく覚えている! でもほんと今回はポールのケアで忙しいからどこにも遊びにつれていってあげられなくって、本当に申し訳ない。後半いっぱい御馳走するし、遊んであげるからね。
そんなわけでポールと近所の京料理屋さんで食事。ポールは翌日のことが気になるのか、あんまり元気がなく、私は私でうるさくしちゃいかんと割と黙っていたのだけど、明日のセットの事とか、曲の話とかしていたら、ポールも少し元気が出たみたいだった。食事が終わるとティムたちの会場へ。でもライブはすでに終わっていたので、そのまま打ち上げの場所を聞いていたので、そこに流れる。いや〜、まももや盛り上がるのなんの。すごい夜でした。
12月12日 この日ルナサたちは名古屋へ。ロビーでみんなが降りてくるのを待っている間、ケヴィンに私のブログに書き込んでもらう。右の写真は楽しそうに撮った写真をI君にみせるキャラと、荷物の山(笑)
でも、やっぱりすでにけっこう緊張感がただよう。私もミュージシャンのバイブレーションを直接感じ取ってしまうからいけない。前の晩も全然寝れなかった。で、だいたい目覚ましが鳴る前に飛び起きるようにして起きてしまう。これは12日のポールの公演が終わるまで続いた。 サウンドチェックは思ったよりスムーズで、ほとんど問題もなく無事終了したのだけど、けっきょくポールはずっと自分の楽屋にまたもや閉じこもってしまった。なんだか私もドキドキ。
たぶん私の仕事人生にとってもおそらく最高のライヴで、おそらくこれ以上のことは自分の人生に起らないであろう。そして、それで充分と思えるほどのすごいライブだった。ちょっとうまくまだ言葉にできないんだけど、落ち着いたらまた書こうと思います。 あと「Dancer in the fire」をやってくれたのがうれしかったけどMCで「She keeps asking me」とか言ってたけど、言ってませんって!!(笑) そりゃー2回くらい言ったかもしれないけど(笑) でも「Hard Station」が好きな皆さんには嬉しかったですよね、ね? 実際、今回も自分が作ったリクエストリストは最後の日まで見せられなかった。最後の日、ランチタイムの時に見せたらポールは笑ってたけどね。 それからなぜかポールの目の前最前列が全員女性だったのが良かった! あれは本人相当嬉しかったと思いますよ。ステージの袖から見ているとそういうのがよく分かる(笑) しかし私も最前列で見たかったよ〜。
I want you to want me
Encore (with Tim & Dirk)
Lakes of Ponchartrain この日のステージ写真は、プランクトンの萩原さんが撮影してくださいました。こちらにまとめたので、どうぞ。 終わるとサイン会があったんだけど、これも結構長い列。本当に遠くから来てくださった皆さんもたくさんいてありがたかったです。引き続きどうぞ応援してくださいね。私はといえば、もう頭がぶっとんじゃって、全然まわってなかったです。はぁ〜疲れた!! このまま倒れて寝たいー。 この日の打ち上げも、盛り上がったものの、さすがポール先生の打ち上げということもあり、割と落ち着いていました。ポールは結構ティムと静かに話をしているようでした。ポールは、私にすごく丁寧にお礼を言ってくれました。私もポールに何か言わなくちゃと思ったけど何か言うと泣けてきそうなんで、割とだまってました。 打ち上げが終わるとポールのギターが2台ある事もあって、一つはI君が持ってくれてポールを二人でホテルに見送りました。
12月13日 最後の日。ポールはこの日メルボルンに飛ぶ。フライトは夜の8:00だから午後遅くまで都内にいられる。ホテルを11:00すぎにチェックアウトし、荷物を預けてランチへ。その前にホテルのコイン・インターネットで、ウチのブログにコメントを書いてくれない?と言うと「喜んで!」と言って書いてくれました、これを。ポールもケヴィンと同じで1本指タイプ(あのギターの腕からするとちょっと信じられない)。でも、ものすごく早いけど。東京での最後の食事だからというので天麩羅が食べたいなぁというのと、高級なお茶が買いたいんだというのでじゃあまたもや東急デパートの上でランチして下のフードモールに行きましょうということになる。 でもって天麩羅を食べて、実際下のフードモールに行って日本茶屋さんをのぞき、私が「うっわー、これ高いわね。こんなお茶飲む人、信じられなーい! どんなのがいいの? 木箱に入っているのだと高そうに見えるけど」とか言うと、ポールは「なんだ、お前に買ってやろうと思ったのに」だって。や、やさし〜っ。私が好きなものは何かってきかれて「好きなのはチョコレートとお茶」と答えていたのを覚えていてくれたみたい。でも、ポール、私が好きなのは日本茶じゃなくってアイルランドのBarryとかそういうワーキングクラスの紅茶が好きなのよ、と。 で、その後もタワーレコードに行って息子さんへのお土産というニール・ヤングのDVDを2、3枚購入したのだけど、その途中でも「あと2時間。あと2時間以内に何が欲しいか決めないともうプレゼントはやらないぞ」だって。なので私も負けずに「あなたがまた戻ってきてくれるのが一番のプレゼント。物なんかじゃ満足しない、私はすごく難しい女なの」とのたまうと、ポールもあきれていた。でも、ほんとそうですよね。戻ってきてくれるのが、日本のファンへの一番のプレゼントですよね? でも、本当に今度はいつ戻ってきてくれるんだろう。その後、二人で時間をつぶすべく今度は代々木公園へ。ポールはほんとうに歩くのが好きみたい。すごく気持ちがいい、と喜んでくれる。
成田についてチェックインするも、セキュリティの関係で搭乗者以外はカウンターにも近付けず。それでもチェックインをすませて、ポールとはいよいよここでバイバイ。何か素敵なことを言いたかったけど、何か言うと涙が出そうだったので、単に「メアリーとキャロラインによろしく」「オーストラリア楽しんできてね」というのが精一杯。ポールはとっても素敵な笑顔を見せてすごく丁寧にお礼を言ってゲイトの中に消えていった。 私ももう泣きそうだったけど、とにかく振り切るようにその場を離れる。そして自分はそっから飛行機で伊丹空港へ。そこからタクシー飛ばしてルナサの待つ会場へ。良かった、まだルナサがいてくれて。今、独りにされたら絶対に泣けちゃいそうだもの。 この日ライヴには最悪間に合わないかな、と思ったら、運良くルナサのセットの3曲目くらいからコンサートを見ることができた。この日はソールドアウトで満杯の入り。あぁ、ルナサ。やっぱりルナサは最高だ。とにかく感動! コンサートが終わったあと即売を手伝う。CDがたくさん売れて良かった、良かった。終わった後、メンバーをそれぞれタクシーに載せてホテルへ。その後も居酒屋で楽しく過ごしました。どうやら一番遅かった連中は朝まで飲んでいた様子。私はと言えば、最近こういうのに最後までつきあう体力は全然なしで、割と早めに退散しました。そしてティム&ダークはこの日が最後。ティムは最後にすごく丁寧に私にもお礼を言ってくれました。いや、今回あまりお話する機会もなかったけど、二人とも本当に素晴らしいミュージシャンでした。ウチの連中も、一緒にツアーができて、本当に楽しかったようです。ありがとう、ティム&ダーク!
12月14日 翌朝はティム&ダークは関西空港から帰国。ルナサとダンサーズは、バスで京都へ移動ということになる。バスの中からもお城やお寺が見えてさすが京都、メンバーも観光したい、と言い出す。京都についたのが1時くらいだったかな、サウンドチェックまで遊んでいて良いということで会場まわりをI君にまかせ、私はメンバーをつれてさっそく観光へ行くことにした。ケヴィンは近くの八坂神社まで歩いていった様子。観光熱の高いショーンとトレヴァーとつれてタクシーで三十三音堂へ。あそこはインパクトがあるから最初に行く場所としては本当に最高だ。ショーンはフルート吹きの銅像をみつけ、ケヴィンみたいに足でリズムを取っている!とめちゃくちゃ喜んでいた。二人とも非常に感動した様子。
その後ホテルに戻ると集合時間で、さっそくサウンドチェックへ。
1. Morning Nightcap
12月15日 というわけで移動日のこの日ですが、私はキリアンとショーンをつれて、朝から清水寺へ。トレヴァーは妹のローナさんが京都まで来てくれて一緒に朝早くから観光にせいをだしていたようですが、なんと清水寺で会っちゃいました。二人とも背が高いから目だつんだもの。左下の写真にトレヴァーとローナさんがいるの、分かります?
その後、もう1つくらいお寺に行こうかということになり、健仁寺というお寺に。このお寺は私も始めてだったんだけど、すごくお庭が素敵でした。12月だというのに信じられない。まだ紅葉が残っています。
そしてこの日は彼等と私だけで楽しい夜になりました。そこでも、アイリッシュミュージック界のいろんな話になったんだけど、本当に今どこのバンドも大変みたい。特にCDが売れないというのは全世界共通問題だそうで、みんな苦労しているようです。ルナサも来年で10年選手になるわけですが、本当に彼等もよく頑張っていますよ。ホント。彼等ほど努力家のバンドはいない。彼等が頑張っているから私も頑張れる。 その後、近所で飲んでいるというキャラとジョンにバーで合流し、またもやかなり遅くまで飲んでしまった。そんなわけで渋谷の夜はふけていくのでありました。下はストレッチを指導するドクター・ショーンとキャラ。
12月16日 この日はワークショップの日です。まずはショーン先生のフィドル・ワークショップ。割とショーン・スミス・スタイルということに重きをおいたワークショップでしたね。すっごく面白かった。生徒さんに女の子が多くて本人もすごく喜んでました。
夜はバラバラでも良かったんだけど、せっかくルナサが都内にいるっていうのにご飯を一緒に食べないとイヤだ、っていうことで(笑)希望者をつのってタイ料理に行こうということになりました。ちなみにケヴィンはこの日、まだ観ていないという「麦の穂〜」を見に行ったようです。タイ料理の後、私はすぐ家に帰ったのですが、彼等はスヌーカーに行ったみたい。 私はなんだか風邪っぽくって、風邪薬を飲んだあと爆睡しちゃいました。よく眠れて翌朝にはスッキリしてました。
12月17日 最終日の横浜です。いや〜、ここまであっという間だった。ちなみに、すみません、ここから後、私がカメラを忘れたので写真が全然ありません。ごめんなさい。 みんなで午後1時ごろ渋谷のホテルを出発し、ワイワイガヤガヤと上大岡へ移動。到着しサウンドチェック等をすませて本番。 1. Morning Nightcap
1. Spoil the dance
この日は私も割とゆっくりと公演を楽しむことができました。いや〜、良かったよーー。ルナサは本当に素晴らしいね。特に久々にSporting Paddyが聴けたのが嬉しかった。あとSpoil the danceも本当にかっこよかった。ダンサーズの二人もかっこよかった。ルナサに入ってもらうとしたらダサいダンスじゃイヤだなと思ってたので、二人のシャープなダンスが本当に嬉しかったです。ほんとひさしぶりにちゃんとしたダンスを観た気がした。ほんとダンスこそ、本物とそうじゃないものが厳しく分かれますもんね。 公演が終わったあとはサイン会。たくさんCDが売れました。そしてここでも遠くから来てくださったお客様もいて大感謝。ありがとうございました。 渋谷に再びバスで戻り打ち上げで近所の焼肉屋さんへ。ここで彼等はスタッフみんなにお礼のプレゼントをしてくれました。ありがとう。なんていい人たち! 本当にまた早く日本に戻ってきてほしいものです。焼肉の後、ちょっと一杯だけといってバーにより、3:00くらいまで飲んでたかなぁ。それでも私は早く帰った方で最終組は、朝までいたようです。
12月18日 まずは早朝ルナサのアイルランド組が帰国。プランクトンのNさんと成田でそのまま待機して、アメリカ組のキリアン、最後はダンサーの二人を見送って終了となりました。おつかれ様でした。ルナサとは実はもうすぐまたあえる予定なので、別に寂しくも思わない(笑) 早くまた会いたいよ〜。 |
今回もたくさんの方にお世話になりました。
まずは川島恵子さんをはじめとするプランクトン・チームの皆さんに大感謝。
今回のケルティック・クリスマスでは、ポールのアテンドという一番いい役をやらせていただいて、本当に楽しかったです。
ウチのルナサボーイズも本当にお世話になりました。
久々に来日できて、大きな会場で演奏できたので、ほんとうに彼等にとっても良い経験になりました。
ありがとうございました! またぜひ呼んでください。
そして
Thanks to the best two managers on this planet - Garry
West and Stuart Ongley... thanks for all of your help!
Thanks to Tim, Dirk, Cara and Jon - it was
just so fantastic being on the road with you. Thank you....
Extra huge special thanks to Paul Brady and Lunasa boys
- thanks for wonderful time....and please please come back soon.
I miss you all...
コンサートに来てくれた皆さん、CDをかってくれた皆さん、本当にありがとうございました。
Photos on this page taken by Yoko Nozaki, Paul Brady