というわけでやってきました。春のエジンバラ。上はエジンバラ城の写真ですけど、逆光ですっかり暗くてなんだかわかりません、すみません。
今回の目的はエジンバラのクイーンズホール主催「ACROSS
THE NORTH SEA」という北欧のアーティストをフィーチャーしたシリーズコンサート。
初日はスウォッブとかも出たらしいですが、私が見に行ったのは、2日目、ヴァルティナの公演から、20日最終日のヴェーセンの公演まで。
というわけでレポートスタート。
18TH APRIL
エジンバラは、信じられないほどいい天気です。今、このレポートは20日、日曜日の朝7時に書いています。時差ぼけで朝早く健康的におきてしまうから、ある意味、いいんですけど。
今回のエジンバラ出張は、ものすごく急に決めました。もともと実はこの後に計画されていた某クライアント企画のついでに来よう、と思っていたんだけど、そのクライアント仕事がイラクでの戦争で延期になったりして、はて、どうしようかと思いつつも、そのまま飛行機を押さえたまま、ルナサのツアーにアテンドし、へとへとに疲れてどうしようかと、まだ検討しつつも、これを逃すと、今やめったにライブをやらないヴェーセンやJPPは観れることもないだろう、と判断し、強行することにしました。
疲れてたけど英国航空の24時間前ネットチェックインでしっかり非常口窓席(ここは足をドアのところに乗せられるので実に快適)をキープし、超快適なフライトでした。戦争のおかげでいつもいる日本人団体客はすくなく、外国人ばっか。ヒースローは超こんでいて、そりゃーそうだ、イースターだもんな。エジンバラまでは、ほんとうにあっという間で到着。ホテルに7時ごろ着くと、シャワーをあびるとすぐに町へタクシーを飛ばしました。8時にボックスオフィスでチケットをピックアップし(マネージャーのフィリップ・ペイジ氏、ありがとう)、ヴァルティナは9時すぎの出演なので、ネットカフェをさがしてしばし町を歩くも、夕方6時にはしまるところばかりで、全然だめ。ダブリンも東京もネットカフェは24時間と決まっているんだけど、エジンバラはそうじゃないみたい。とにかくそんなわけでネットはあきらめ、会場に8時半ごろ入ると前座のバンドが演奏中。サックスとフィドル(ノルウェー)とドラムという編成。まーやろうとしていることはいいと思うんだけど、この手のをやるなら、それぞれが驚異的に楽器がうまくないと。なので、だらだらとつまらないライブでした。
そして9時半ごろ、やっと本日のお目当てヴァルティナの登場。
ここではじめて知ったんだけど、女の子がすでにチェンジ?! キルシやメインのメンバーがぬけて、事前の心配はぬぐうことができませんでしたが、ステージ上では女の子たちはマリを中心にうまくまとまっていました。バンドも、これは後でわかるのだけど、バンド内の人間関係もすごくうまくいっているらしくて、よくまとまってました。アコーディオンの人、あいかわらずすごくいいキャラしてました。特に後半になってパンチのある曲が次々演奏されるとお客の盛り上がりも最高潮。ものすごい盛り上がり。このテのバンドは、うける。ある意味、ものすごくわかりやすい。ヴィジュアル的にも。
実際「イキ」は滞在中に私がゲットしたソングライン誌にものっていたけど、各メディア大絶賛らしい。たしかに今までのヴァルティナの最高傑作じゃないか、と思います。だいたい曲がいい。前みたいにヒステリックにがなりたてる部分が、ある意味ヴァルティナの魅力でもありながら、Too muchだなと思っていた私にとっては、最高のアルバムだと思ったりもして。このアルバムでヴァルティナに出会えてよかった〜ぁなんて、しみじみ思ったのでした。
アンコールは、何度もあって(4回くらいやってたんじゃないか?)、このシリーズコンサート中一番この日がチケットも高く、お客のいりもよかった。さすがヴァルティナ!
最後のアンコールは、とうとうやる曲もなくなって、女の子3人だけで登場。
というわけで圧巻のステージでした。コンサートが終わって、楽屋にお邪魔。女の子たちにキティちゃんのぬいぐるみをプレゼント。男の子には、日本酒を差し入れ。
そしてこちらは日本から持っていったレコード店の写真やパブリシティのファイルを見るメンバー。一番左は北欧の音楽に傾倒してらっしゃるアンドリュー・クレンショウ先生(先生も連日このコンサートには通ってました)。
まぁ、ヴァルティナは早くまた日本に戻ってこられるといいなぁ、という感じです。現在いろいろとツアーの企画をプレゼン中なので、皆さん、楽しみにしててください。とにかく努力してますよ。ファンの皆さん、待っててね。
さてこの日は、メンバーと同じホテルに宿泊している私。メンバーとホテルに戻るバスに乗り込むと、全員が乗った後に「みんな元気?」みたいな様子でバスをのぞきこむ、妙に身体のでかい男性が。「あれ?」と思いつつも、ちゃんと話しかけられなかったんだけど、なんとヴェーセンのローゲル。みんなにわけのわからないフィンランド語で話かけ(フィンランド人とスウェーデン人って英語で話すしかないみたい)バンドのメンバーとぎゃいぎゃい。ものすごく仲良し。私はバスの一番奥にいて話せなかったんだけど、ヴェーセンはとにかくファンなので、きゃーーーっ! お話しすればよかった!と思いながらも、残念ながらバスは発車。(ちなみにローゲルとは、メールで何度もやりとりしたり電話で話すことはあったのですが、実際に会ったことはなかったのです)
まぁ、ヴァルティナの皆さん+マネージャーのフィリップ氏の手前、あまり他のアーティストに興奮してもね(笑)
そしてこの日はホテルのバーになだれこむと、皆で、夜中まで飲んでいたのでした。三時くらいまで飲んでたと思います。マネージャーのフィリップとも沢山はなしましたが、フィリップによれば、イキのレコーディングに参加してたヨハンナは、赤ちゃんの世話で忙しくて今回は、かわりの女の子、カロリーナが来たのだそうです。割とヴァルティナはそういう点では、フレクシブルにやっているみたい。ちなみに次回のフランスツアーでは、スーザンが来れなくて、マリとヨハンナとカロリーナになるんだそうです。
19TH APRIL
翌朝、朝ごはんをバンドの連中と一緒に食べて(偶然にもスーザン・アホちゃんと同じテーブルでご飯を食べました。彼女、ものすごく可愛いですねぇ!)
その後今日帰国のヴァルティナの一行は10時に出発というので、みんなをロビーで見送りました。しかしヴァルティナの連中はみんな仲が良い。ものすごく楽しい感じで、すごくバンドの雰囲気がいいので、これは一緒にツアーしたら楽しいだろうな、と思いました。
しかし可哀想な一行は10時にホテルを出るも、ヘルシンキに到着するのは、夜の9時なんだそうです。フランクフルト経由らしいんだけど、と、遠い!!
で、そのヴァルティナをホテルで見送って、町にバスで出ると(けっこうこのホテル、郊外にあって町までバスじゃないと出られない感じなのです)さっそくインターネットカフェで2時間ほど仕事をして、さらにHMVとヴァージンメガストアをのぞき、再びホテルへ戻りました。
本日のバンドのJPPは、12時にヘルシンキから到着。そして2時にサウンドチェックのためホテルを出発だとフィリップから聞いていたので、それに間に合うように2時に戻ると、さっそくJPPの連中がロビーに集まってきました。なかなかキャラクターのたったバンドで、みんな写真と同じ顔をしているので結構笑えました。一番の大ボスはハーモニウムのティッモで、彼が大ボス、というかチーフタンズで言うところのパディとデレクをかねた感じ。つまりリーダーであり、アレンジその他をいっさい引き受けている大ボス。
サウンドチェックに向かうと会場にはすでに今日のゲストのカトリオナ・マクドナルドが。彼女はあこがれのJPPと演奏できるということで、大興奮気味。JPPのレパートリーを練習してきたのよ!と、ものすごく熱心。彼女がリハーサルのイニシアティブをとってましたねー。あれ、やりましょう、次は、これやりましょう、もう一回これ、練習しましょう、とおおはしゃぎです。
さてここでJPPの楽器がでてきてびっくりしたのが、ティッモのつかうハーモニウム。なんと180年前の代物で、まるで博物館からでてきたみたいな、ものすごいアンティーク。いやー、びっくりしました。写真をとりまくってしまいましたが、アメリカ製だそうで、彼の友達が20年くらい前にアメリカから買って、それを彼が買ったのだそうです。
ティッモさんは、すごく紳士でおちついていて、本当にいい感じです。そうそうバンド名のJPPはヤーペーペーと呼ばないといけないのかな、と思ってたら、ジェイ・ピー・ピーでいいみたい。というか英語圏では、そうしている、って事なんでしょうか。とにかくジェイ・ピー・ピーでした。JPPがライブをたくさんできないのも、彼が毎日、いろんなほかの仕事をしていて多忙だからだそうです。ちなみに前日はマリア・カリニエミとオーケストラの仕事をしてた、と言ってました。とにかくポップものからクラシックまで曲を書いてくれといったり、曲をアレンジしてくれ、といったり、仕事が殺到しちゃっているのだそうです。
他のメンバーですが、オリジナルメンバーのアルトさん(フィドル)も落ち着いた感じ。おそらく一番若いマッティさんが、一番みていて楽しい。楽器を持つとうれしくなっちゃうタイプで(ハラール・ハウゴーやデイヴ・マネリィーと一緒)で、もうニッコニコで、ひいているので、観ているこっちまで幸せにしてくれます。あとユニークなおじさんのマウノと、若いトッミ。この4人のフィドラーのうねるようなアレンジは、もう他のバンドにはない、このバンドだけのオリジナルです。ベースのティッモもいい味だしてました。
JPPは日本でもプレイヤー系のリスナーに聞いてもらえたら、いいかもしれない、と思いました。ただアイリッシュよりさらに難曲なので(カトリオナもリハーサルで1曲ひきおわっては「むずかしー!!!!」を連発してました)、相当うまくないとカバーは難しいと思うんだけど、ちょっとプログレ的な変拍子と独特のうねりがはまるとぬけられなくなる感じです。
カトリオナは、そんなわけで、フィンランドのトップグループについていこうと、えらい一生懸命練習してました。一方JPP側はカトリオナ側のレパートリーは片目つぶってもオッケーみたいなノリで、その場でもう2回もリハーサルしたらパッチリ、という感じでした。カトリオナは、とにかく一生懸命、事前に予習して準備してきました、って感じが見ててほほえましかったです。
ほんとJPPのベースとハーモニウムのバックもなかなか興味深かった。でもほんとこの4本のフィドルのうねるようなアレンジが、はまると、はまってしまうというか、とにかく面白いバンド。下の写真のように楽譜もたくさん出しているらしく、うーん、やはりプレイヤー系のファンに聞いてほしい、という感じです。とにかく一流グループだと思いました。
ところでこのJPPとカトリオナとのリハーサル中の楽屋へ、ふたたびローゲル登場。どうやらヴェーセン一行は、ヴァルティナの公演の日にエジンバラにはいってそのまま自分たちのコンサートまで、ずっとエジンバラにいるらしい。しかし、ローゲルの空気感は、なんていうのかなー。もうあったときから誰に似ているのか、思い出そうとしているんだけど、まったく思い出せませんが、とにかく人気者で、いつもおもしろいことばっかり言ってます。みんなの笑い声が部屋の角で上がったかと思うとローゲル登場、という感じです。この日もやいやい言いながら、楽屋にはいってきて、なんやかんやとメンバーとなぞのフィンランド語をまじえながらえらい楽しそうに話してました。で、ここでやっと私も自己紹介できて、会うことができました。きゃーー(笑)
で、なんとこの日、ヴェーセンのメンバーは会場の中のバーで、翌日共演するフィドラーズビッドのクリスたちとずっとリハーサルをやってました。もー私は、そっちの方が気になって気になってしょうがなかったんだけど、なにせ今日はJPPを観にきたんだし、マネージャーのフィリップがしっかり私の行動をチェックしているし、あと、どんなバンドでも知らない人間がリハーサルとかを聞いたりのぞいたりするのは、好きじゃないはずなので、私は、ものすごく聞きたいながらも、遠慮がちに遠くから見てました。
でもとうとう我慢できず、実はこっそり後ろの方で、20分くらい立ったまま、盗み聞きじゃないけど、ほとんどそんな乗りでずっと聞いてました。いっしゅんウロフと目があったりして、アセったりして。まー、ほんとすごかったです。すでにリハーサルでも、ものすごかった。パーカッションは、フェラーリさんのかわりに若い男の子でしたが、この子も悪くない。それからなんといってもビオラが最高。ビオラの音を耳でおっかけてても、かなり楽しめます。ローゲルの12弦ギターもめっちゃかっこいい。ウロフは、ものすごい背が高くて、やせているから、ますます背が高くみえます。確実に2m以上、10頭身あるかも。痩せているから、よけい背が高いのが目立つ。とにかくウチのアーティストの誰よりも背が高いです。そして、当然だけど写真と同じ顔をしているのが、笑える!?
で、そのリハーサルを見ててびっくりしたのが、「ヴェンデルス・ヴェーセン」の2曲めのあの曲のアンビュランスみたいなSEと思ってたものは、なんとビオラだったんです!! ビオラで救急車エフェクト!! すごすぎる。超びっくり。絶対にオーバーダブで、なんらかのサウンドエフェクトだと思ってたから。いやーびっくりした。あととにかくギターがあおるあおる。もうこういう点で、ヴァルティナやJPPとか、他のグループより、もっと「バンド」って感じがして、グループの成り立ちが、まるで違うのが、わかります。とにかくものすごい。
好みの問題だけど、私はやっぱりバンドが好きなんですよねー。アルタンやダーヴィッシュよりも、やっぱりルナサだし、グラーダだし。フルックもそうだけど。
ヴェーセンのリハーサルは、実はこの後も続いていて、会場が開場し、お客が入ると、彼等はバーを追い出されて、どっかへ行ったみたいでした。私はJPPの楽屋に荷物をおいていたので、それをとりに楽屋に向かおうとしたんですが、なんと今度は別の楽屋からヴェーセンの音がきこえてくる。彼らはどうやらバーから移動して楽屋のすみで演奏しはじめたらしい。もうそうなると私もその楽屋の扉の外で、ドア一枚へだてて、ほとんど隠し聴きみたいな状態で、ずっと音を聞いていたんですが、いやーもうとにかく最高なんですよね、これが。で、とにかく遠慮がちにずっと扉の外で聞いていたんだけど、他のスタッフが用事で中にはいったのを見つけて一緒に中にはいっちゃった。
なんどもいいますが、ほんとこんなことはめったにしないんですよ。よく知っているバンドならともかく・・よく知っているバンドだってリハーサルは邪魔しないのがプロってなもんです。ルナサだって開演30分前は、話しかけないくらいなもんで・・いいんだろうか、と思いつつも、聞きたいという欲求には負けてしまいました。で、とにかく今度は、せまい楽屋の中なので、聞いているのは、ばればれです。そしたら、親切にもローゲルは他のメンバーに私のことを紹介してくれて、若いパーカッションの彼は、椅子の上においてあった荷物をどかして、「ここにすわりなよ」といってくれましたー。きゃー!! もうこうなると単なるファンです。ローゲルは次は何を練習しようか、なんていいながら「ヨーコのリクエストがあったなぁ」なんていいながら、私の大好きな「ヴェンデルス・ヴェーセン」の最後から2曲め(あぁ、ほんと曲のタイトルが覚えられない)のハンガリーの曲をやってくれましたー。もう大興奮です。でもいっしゅんで時間がきて、その1曲が終わると、その楽屋も他のアーティストが使うことになり、ヴェーセンのリハーサルはそこでおわってしまったんです。残念。
しかし、自分でCDがすきで、なんどもなんども聞いて、ほとんどの曲を覚えてしまっているくらいすきなバンドというのは、ライブをやっと観れると、ほんとに感慨深いものがあります。あぁ、明日が楽しみ。
さて、そしてそうこうしているうちに今日のコンサート、JPPとカトリオナのステージがはじまりました。
カトリオナは、テクニカルメリットも高く、ステージングもプロフェッショナルで、写真でみるかぎり結構ふとっているかな、と思ったら本物はそうでもないし、背も高いし、いろいろな意味でかなり高得点だったんだけど、ピアノのバッキングがなんか、うるさいし、イマイチっぽかったですね。ボウイングがナンシー・カーに似てた気がした。そして、カトリオナはアンビョルグにもすごく感じが似ているんですよー。そういえばアンビョルグの曲も1曲やったなぁ。3年前だったら感激して「日本に来てくれコール」をするんだろうけど、なにせウチにはアンビョルグとナンシーがいるからなぁ、というわけで、非情におしいカトリオナ。40分くらいのステージで、最後に2曲ほどJPPと一緒にやりました。JPPの曲とカトリオナのリールの曲と1曲ずつ。しかし、なんというか、とにかくJPPの曲は、難しい。難解、という事ではなく、いや、どうやったらこんな複雑な曲を全員であんなにピッタリあわせられるんだろ。
そして休憩をはさんで今度はJPPだけで登場。4人のフィドラ−がステージの左側、そして右にベースと、ハーモニウムがならんで、なんか見ているだけで、おもしろいバンドです。タンゴやスウィングの曲などもやったりして、インストだけなのに、とにかくおもしろかったですね。まったくあきさせないステージですばらしかった。
アンコールで、また数曲かカトリオナと演奏しました。これまた大盛り上がりでした。
そしてライブが終わるとホテルに戻り、この日は、わりとバタンキューで寝ちゃいました。なにせ昨日からほとんど寝てないので、まじ眠かったです。
19TH APRIL
翌朝、今日は会場で楽器をピックアップした後、スターリングへ行くというJPPにつきあって、会場で荷物をつめこむのを手伝いました。私はその足でまたもやインターネットカフェで時間をつぶし、今度は本屋でしこたま本を買ってしまいました。ニック・ホーンビィの新作もゲットしたかったし。そしてホテルに戻って、本当はお昼寝をしてからコンサートに本番に間に合うようにいこうと思っていたんだけど、買い物の荷物をホテルに置くと、どーしても、どーしてもヴェーセンのサウンドチェックが見たくて、会場に早めにいってしまいました。5時くらいだったかな。
何度もかきますが、リハーサルを見せてもらうっていうのは、かなり仲良くなってからでないとやりにくいもんなんです。仲良くなったって、自分がその場に関係なければ、遠慮するのが賢明ってなもんです。あとはマネージャーとかがいて、しっかり仕事面のコンタクトができているバンドとかだったら楽なんだけど。JPPとヴァルティナは、マネージャーのフィリップになんでも言えばよかったから、楽だったけど。ヴェーセンは、今マネージャーは、いないし。なんでも本人に確認しないといけない。
でも、でも、でもやっぱり見たかった!(笑)だってヴェーセン見にきたよーなもんだもの(笑)と、なんと正直な私。で、会場にこっそり入っていくと、サウンドチェック中。ローゲルが声をかけてくれたので、なんとなくホッ。でも、サウンドチェックは難航してて空気がピリピリ。あぁ、でも音が聞けるなんてなんて幸せ。というわけで、結局この後のクリスのサウンドチェックまでずっと見ていたのでした。
上はリハーサル中のヴェーセン。
そしてこの日は、まずクリス・スタウト(フィドラーズ・ビッド)のステージから。
これがなかなか素晴らしかったです。いやーウマいのナンの。ほんとうまい奴っていくらでもいるんですよねー。バンドが今イチだったけど、ハープ/キーボードの女の子(この子もフィドラーズ・ビッドのメンバーらしい?)は、良かった。あとフォー・メン・アンド・ア・ドッグがよくやるSilver Spireをフォーメンみたいな雰囲気でやったので、おぉっ!と思ってたら、後でジェリーのPunch in the darkもやっていたので、彼はフォー・メン、好きなのかもしれないです。そういや一時フォー・メンってすごくUKでも人気あったみたいだし、カハルのあのすべるような流麗フィドルは若いプレイヤーにアピールするんでしょうね。
なんて事を考えながらみてましたが、あっという間のステージでしたが、ものすごかったです。
で、いよいよ、いよいよ、いよいよヴェーセン登場!
まぁ、とにかくCDと同じクオリティはとっくにクリアしてましたね。CDよりも、ずっと格好良い。でもある意味、CDにも忠実でした。
とにかく、カッコよかったです。期待以上でした。この興奮をなんと言ってよいのやら(笑)
あーーーーーやっぱり来てよかったぁ!!!!
最後は全員で一緒に演奏。Josephin's waltzとか、ジョン・マカスカーのカバーしたジグとか、「ヴェンデルス・ヴェーセン」の2曲めとか(あぁ、ほんと曲名が覚えられない)ヴェーセンの曲をやってました。もちろんクリスの曲もやってたけど。でも、まぁヴェーセンの場合、自分たちの曲をやる場合、ルナサやグラーダと同じでロックバンドだから、共演者が入ってどうこう変わるということはなかったし、そういう意味では、Josephin's Waltzや「ヴェンデルス・ヴェーセン」の2曲目は、ヴェーセンだけの単体で聞きたかったなぁ。なんか普段一緒にやってない人が入ると、いくらうまくても細かいニュアンスが変わっちゃうような気がして。まぁ贅沢は言えませんが。ジョセフィンズ・ワルツは、ヴェーセンのヴァージョンは、あの不思議なコード感が、なんといってもたまらなく、本当に感動的です。ダーヴィッシュのヴァージョンも、ダーヴィッシュの心の優しいところとかがあらわれていて、すごくいいんだけど、一方のヴェーセンのあの感じはクラシックの教育うけた人じゃないと出ないかもしれない。
さてコンサートが終わると、なんかやっとメンバーの皆さんとゆっくり話すことができました。私も大大大興奮。「思ってたよりも、ずっと良かった」などと一生懸命はなすと、メンバーも喜んでくれました。とにかくローゲルは本当に面白いかったです。背があまりにも高いのでチビの私と話すときは、彼が椅子に座って、私が立って話さないとコミュニケーションがうまくとれない。最初はものすごくかがみこみながら、話しててくれたんですけどね(笑)。
他のメンバーは、というと、ミカエルは、みてくれとちがってすごく天然系でした。楽器さえひければあとはオッケーみたいな感じかも?! ウロフは、背がたかいので話す時などは、見上げてしまいますぅ〜。物静かでクラシック系の人、と言う印象でした。パーカッションのフレデリックは正式メンバーというわけではないので、遠慮がちな感じでしたけど、日本ってどんな所?としきりに聞いてました。アンドレは今回はいろいろな都合でこれなかったのだそうです。あぁ、しかしいつか彼等を呼べるといいなぁ!
で、この日は、私も翌朝早いので(といってもホテルを9時に出れば間に合うんだけど)とっとと退散しました。かわいそうなヴェーセン一行は、翌朝は6:30にホテルを出て、ヒースロー経由でストックホルムに戻るのだそうです。本当におつかれ様! すばらしい音楽をありがとう!
20TH APRIL
翌朝8時にウィエクアップコールを頼んでいたのに、しっかり時差ボケで、朝5時には目覚めてしまい、こんなことなら、ヴェーセンの皆さんと同じ飛行機でヒースローに行きたかったなぁ、と思いつつ、空港に早めにいくと、イースターでものすごい列だったにもかかわらず、ネットでチェックインしていた私は瞬時にチェックインすることが出来て、そのままヒースロー、そして成田と、ものすごい爆睡状態で、帰国したのでありました。よく寝たおかげで、とても元気。さっそくホームページを更新している、というわけです。では、仕事がたまっているので、これでおしまい。