ドキュメンタリー映画


SUMÉ - THE SOUND OF REVOLUTION

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グリーンランドの音楽シーンにもっとも影響を与えたと言われているのが、
SUMÉという70年代のグループです。
彼らは学生時代に留学した先のデンマークでレコードを制作しましたが、
なんとその歌詞はすべてグリーンランド語でした。
彼らはグリーンランド語で歌った最初のロック・グループで、アルバムは大変なヒットとなりました。
そして彼らの音楽が、グリーンランドの自治権獲得に大きな影響を与えたと言われています。

2014年ドキュメンタリー映画が制作され、ベルリン映画祭でも上映されて高い評価を得ています。
なおこの作品の最後の方にSUMÉ続く新しいグリーンランドのグループとして、
ナヌークのクリスチャンとフレデリックが紹介され、
デュオでSUMÉの曲をカバー演奏しているシーンが挿入されています。
確かに楽曲を比較してみれば、奇妙に展開していくリズムなど、
ナヌークはSUMÉの影響が大きいことがうかがえます。

なお日本ではSUMÉはプログレッシブ・ロックのバンドとして評価が高いようです。