Profile of 【THE MUSIC PLANT】ラウー日本公式ページ

ラウー LAU

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5年ほど前にスコットランドのエジンバラで結成され、2007年にファーストアルバムが発売になるやいなや、あっという間にケルト音楽界のスターダムに上り詰めたマーティン・グリーン(アコーディオン)、エイダン・オルーク(フィドル)、クリス・ドレ ヴァー(ギター&ヴォーカル)による驚異のトリオ。

バンド名はクリスの出身地であるオークニーの言葉で「光」「太陽光」「自然光」という意味。

結成当初から今までにない強烈な楽曲のアレンジと演奏力でセンセーショナルな存在だったラウーは2007年ファーストアルバムを発表後、すぐにシーンの話題の中心となった。同年12月に早くも日本に初来日、当時まったくの無名ながら代官山の小さなライヴハウス「晴れたら空に豆まいて」での2回公演を成功させた。そしてその2ケ月に最初のBBC FOLK AWARDを受賞。続いて発売されたライヴ盤のリリースとともに再び来日した彼らは、前回の来日と同じライヴハウスでの5夜連続公演を成功させた。

新作「アークライト」を発売後、2009年10月に3度目の来日にして全国公演を実現させ,日本での人気を不動のものとした。帰国後再びBBC FOLK AWARDにて、3年連続のベストグループを受賞する。

地元英国ばかりではなく、北米やヨーロッパのフェスティバルにも出演し、メキメキと知名度をあげてきている。その迫力のライヴは一度観たら二度と忘れることはできない。2010年12月には4度目の来日にして初のケルティック・クリスマスへの出演が決定している。


エイダン・オルーク Aidan O'Rourke(フィドル)

2007年「シリウス」で鮮烈デビューし、スコットランドの年間最優秀器楽奏者賞を受賞した天才フィドラー。スコットランド西海岸のオバーン生れで、8才ごろから演奏をはじめ14、5才のころからプロとして演奏してきたという。5本のフィドル奏者で結成されたブレイジンフィドルズの中心メンバーでもあった(現在は脱退)。また自称「スコットランドの国立フォーク・オーケストラ」のアンユージュアル・サスペクツにも参加し、文字通りスコットランドのシーンを牽引する存在である。

●エイダン・オルーク公式サイト
●エイダン・オルーク公式マイスペース

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マーティン・グリーン Martin Green(アコーディオン)

シェフィールド生まれ、ケンブリッジ育ち、エジンバラ在住のアコーディオニスト。伝統音楽好きの一家に生れ、ハンガリーでジプシー音楽にめざめ、多彩な音楽に接してきた。イライザ・カーシーのバンドに参加し、90年代後半の彼女のキャリアにおいて重要な役割を果たした。イライザとはデュオアルバム「Dinner」も葉発表している。他にもジョーン・バエズ、リンダ・トンプスン、ビー・グッド・タニヤズらと活動し、女性歌手2名にブラス・セクションを擁するバンド、グリーン・マシーンを率いるなど大忙し。

●マーティン・グリーン公式サイト
●マーティン・グリーン公式マイスペース

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クリス・ドレヴァー Kris Drever(ギター&ヴォーカル)

オークニー諸島出身。17才でエジンバラに移り住み、多くのセッションで名をあげた。父は有名なシンガーのアイヴァー・ドレヴァー。昨年ジョン・マカスカのプロデュースによりエデイ・リーダーなどが参加した「Black Water」でソロ・デビュー。BBCラジオ2のホライズンアワードを受賞している。現在英国でもっとも期待がもたれるシンガー/ソングライター、ギタリストである。最新アルバム「Mark the hard earth」も好評を博している。

●クリス・デレヴァー公式サイト
●クリス・ドレヴァー公式マイスペース

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