2023年10月28日(土)
豊洲文化センター
ホール&ギャラリー
入場料:一般 2,000円(ティアラ友の会 1,800円)
<チケットの入手方法>
8/10より江東区内の文化センター、ティアラこうとう、深川江戸資料館で購入できます。
当ホームページの販売はありません。
開場:10:00〜
各イベントの詳細な開始時間等は10月10日ごろ公開いたします。
主催:THE MUSIC PLANT
共催:(公財)江東区文化コミュニティ財団、江東区豊洲文化センター
協力:Irish Network Japan、Comhaltas Ceoltóirí Éireann Japan、旅とテキスタイル
後援:アイルランド大使館
*未就学児童入場不可
ホール(4、5F) | ギャラリー(1F) | |
10:00 | マーケット、展示等 |
ワークショップ、マーケット、展示等 |
10:30 | ||
11:00 | ||
11:30 | ||
12:00 | ||
12:30 | ||
13:00 | 山下直子さん解説『アイルランドの森とオオカミ』上映 | |
13:30 | ||
14:00 | 映画『ウルフウォーカー』上映 | |
14:30 | ||
15:00 | ||
15:30 | ||
16:00 | ピーター・バラカンさんDJ | |
16:30 | ||
17:00 |
*ワークショップのタイムテーブルなど詳細は10/10ごろ発表いたします。
新型コロナウイルス感染症の動向により、事業の内容を変更する場合もございますので、詳しくは特設サイトを随時ご確認ください。また会場内ではマスクの着用、手指の消毒などの対策にご協力ください。入場時の検温で37.5度以上の発熱の場合は入場をお断りいたします。
映画 FILM
眠ると魂が抜け出しオオカミになる”ウルフウォーカー”
中世からアイルランドで密かに伝えられてきた伝説。
中世アイルランドの町キルケニー。イングランドからオオカミ退治のためにやってきたハンターを父に持つ少女ロビンが、森の中で友だちになったのは”ウルフウォーカー”のメーヴだった。人間とオオカミがひとつの体に共存しているばかりか、魔法の力で傷を癒すヒーラーでもある彼女とロビンが交わした約束は、図らずも父を窮地に陥れるものだった。だが、少女は勇気を持って信じる道を進もうとする。
ケルト三部作完結!
『ブレンダンとケルズの秘密』(2003)『ソング・オブ・ザ・シー海のうた』(14)『ブレッドウィナー』(17)と製作した長編作品すべてがアカデミー賞にノミネートされ新作を最も待ち望まれるアニメーション・スタジオの一つ、カートゥーン・サルーン。本作はケルトの伝説に着想を得た『ブレンダンとケルズの秘密』『ソング・オブ・ザ・シー海のうた』に続く三部作の最終作として構想から7年をかけて製作され、2D手描きアニメーションの世界観はそのままに、今回新たにオオカミから見た風景を、3Dソフトウェアを使ってダイナミックなカメラワークで表現している。森の生物や植物などスタジオ史上最多のキャラクターが登場し、オオカミの群れと迫力ある戦いのシーンなどエンターテイメント性の高いファンタジー作品に仕上がった。
生命に注がれるどこまでも優しい眼差し
この作品は世界的なロックダウン中に完成した。共同監督のトム・ムーアは「現在の危機の大部分は、私たちグローバル社会が動物に対して行ってきた、無計画かつ好ましくない態度が生んだものだ。」*と語る。少女ロビンはなんとかしてオオカミを殺さず、人間との共存の道を探そうとする。古代ケルトの人々はオオカミを自分たちより強い生き物と捉え、尊敬の念をもって接したという。自然の中では人間も動物も先祖から受け継いだ生命を、次の時代につなぐ役目を果たす。全ての生命に対して謙虚であろうとすること、それが本作の持つ優しさの由縁だ。アイルランドでは1786年を最後にオオカミは絶滅してしまった。長い間語り継がれた伝説に新しい生命がふきこまれ、魅力的なキャラクターと共に再生した物語は、深い傷を負った現代を生きる私たちに、優しい感情を取り戻させてくれる。 *IndieWire 4.27.2020
高い美意識に貫かれた神秘的な世界と透明感のある音楽
『ブレンダンとケルズの秘密』の美術監督だったロス・スチュワートが共同監督に加わり、惹き込まれずにはいられない美しい森や中世の街並みを構築した。城の中の世界をモノトーンの版画風に、森を色鮮やかで柔らかな水彩で描くという手法を用い、異なる世界を効果的に表現している。また音楽は前2作に続きブリュノ・クレが担当しKiLAに加え『アナと雪の女王2』(19)で広く知られるAURORAの澄んだ歌声が、現実から遠く離れた世界へと観客を導く。
【STORY】イングランドからオオカミ退治の為にやってきたハンターを父に持つ少女ロビン。ある日、森で偶然友だちになったのは、人間とオオカミがひとつの体に共存し、魔法の力で傷を癒すヒーラーでもある “ウルフウォーカー”のメーヴだった。
メーヴは彼女の母がオオカミの姿で森を出ていったきり、戻らず心配でたまらないことをロビンにうちあける。母親のいない寂しさをよく知るロビンは、母親探しを手伝うことを約束する。翌日、森に行くことを禁じられ、父に連れていかれた調理場で、掃除の手伝いをしていたロビンは、メーヴの母らしきオオカミが檻に囚われていることを知る。
森は日々小さくなり、オオカミたちに残された時間はわずかだ。ロビンはなんとしてもメーヴの母を救い出し、オオカミ退治を止めなければならない。それはハンターである父ビルとの対立を意味していた。それでもロビンは自分の信じることをやり遂げようと決心する。そしてオオカミと人間との闘いが始まろうとしていた。
(C)WolfWalkers 2020
公式HP child-film.com/wolfwalkers
監督:トム・ムーア/ロス・スチュアート
脚本:ウィル・コリンズ
声の出演(吹き替え):新津ちせ(ロビン)、池下リリコ(メーヴ)、井浦新(ビル)
音楽:ブリュノ・クレ/KiLa/オーロラ
2020年/アイルランド・ルクセンブルク/英語/103分/ヴィスタ/カラー/ドルビー・デジタル/
日本語字幕:稲田嵯裕里 原題:WolfWalkers
配給:チャイルド・フィルム

さらに映画を楽しく

2000年からアイルランド在住。アイルランドの公認ナショナル・ツアー・ガイド山下直子さんによるアイルランドはキルケニーに伝わるオオカミ伝説の解説動画を映画上映に先立ち上映します。
*13:00上映開始予定 (続けて映画の上映となります)
*こちらは直子さんの講座動画のひとつです。
山下直子さん公式サイト / 山下直子さんブログ(ほぼ毎日更新)
音楽 MUSIC

ピーター・バラカン
アイルランド音楽DJ
ホール(4、5F)にて16:00から17:30まで(予定)
世界中のソウル・ミュージックを愛するピーターさんが選ぶ、アイルランド音楽をみんなで一緒に楽しみましょう。
ブロード・キャスター。ロンドン生まれ。74年来日。現在はNHK-FM「Weekend Sunshine」、InterFM「Barakan Beat」などを担当。2014年より音楽フェスティバルLIVE MAGIC!、2021年より音楽映画祭Peter Barakan's Music Film Festivalのキュレーションも手がける。
ワークショップ WORKSHOPS
展示 EXHIBITION

日本におけるアイルランド
日本ホッケーの父:ウィリアム・トーマス・グレー、岩倉使節団のダブリン訪問、君が代を作曲したジョン・ウィリアム・フェントンやラフカディオ・ハーン/小泉八雲など日本におけるアイルランド人の活躍を紹介したパネルを展示いたします。(提供:アイルランド大使館)

岸野衣里子
マーケット MARKET

COMING SOON...

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SPECIAL GUEST

仕事がらいろんな文化を日本に紹介している友人が多いので、今後のケルト市ではゲストコーナーとして、ケルト文化圏ではないエリアの文化も紹介していけたらと思っています。
その第一回として、最近「新しい北欧」として注目を集めているバルト三国(エストニア、ラトヴィア、リトアニア)の文化をご紹介したいと思います。もっとも北欧もケルト圏ではないんですけどね。
エストニアを中心とする食文化と優しい生活のガイドブック「バルト三国のキッチンから」を刊行された佐々木敬子さんをゲストに、バルト三国の文化を紹介するブースも出展します。こちらもよかったらのぞいてください!
エストニア料理屋さん
アクセス MAP
〒135-0061
東京都江東区豊洲2-2-18
豊洲文化センター
東京メトロ有楽町線「豊洲」駅
7番出口より徒歩1分
新交通ゆりかもめ「豊洲」駅
改札フロア直結

